2007年度阪神タイガース奮戦記

昨年もそうであったが、今年も安定性のある信頼出来る投手が不在である。その意味から言えば、昨年の上薗のような新星が出てくるのを期待するほか無い。また、打線の方も金本だけが信頼出来る感じであるが、昨年と違うのは新井の加入である。この加入は大きい。新外国人も未知数であるし、今岡に期待をかけたいが、まだまだ信頼出来るところまでいくのに様子を見る必要があろう。そんなことから考えると、あまり明るいは言えないのであるが、勝負事であるから何がきっかけで調子の波に乗れるか判らないので、調子の波に乗れることに期待をかけて今年も楽しませて貰おうと思う。浮いたり沈んだりで、腹が立ったり喜んだりするであろうが、とにかく一喜一憂でも楽しむこと。それで結果的に優勝するのが一番であるが、そうそんなに甘くはないであろう。
今年も一年トラキチとして大いに書かせて貰います。

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2008年度 阪神タイガースの戦いを振り返って

今年は、最初は絶好調で喜びっぱなしという状態。しかし、最後は、奈落の底に突き落とされて悔しさと虚しさだけが残った嫌なシーズンになってしまった。こんなことなら、最初から最後まで駄目であった方が納得がいったかも知らない。最初の頃は、好調と言うより巨人、中日などのライバルチームの調子が上がってこなかっただけなのかもしれない。最後に来て中日は、最終的にクライマックスシリーズ狙いで9月に入ってからは、落合監督のクールな割り切った考え方で3位を確保すればよいと言うような戦い方であった。しかし、巨人は本来の実力を見せ始めると同時に、出来過ぎで半ば奇跡的な12連勝ということまでやってのけた。その間、阪神は極端に落ちていたわけではなく、少し貯金を減らしたくらいのペースであった。だから結局巨人の実力が阪神の実力を上回っていたと言うことである。順当な結果が出たと言えるかもしれない。しかし、実力のある巨人でも、運というのか、結局北京オリンピックが巨人の味方をしたようなことになった。タラレバはないのであるが、もし北京オリンピックがなかったら、阪神は当初の調子のまま最後まで突っ走れたかもしれない。北京オリンピックに藤川、新井、矢野の攻守の要を持って行かれたのが響いた。それに反し、巨人は上原が北京に行って調子を戻すという好結果が生まれたのである。この違いは非常に大きい。それに終盤に来て阪神が失速したのは、やはり前半戦の無理がたたったのか投手陣が息切れしてしまった。特に、絶対的な存在であったJFKの勝利パターンが完全に崩れてしまったことである。特に久保田の背信が大きい。ウイリアムスも往年の力がなくなってしまった。そして、打撃陣で言えば、新井の故障による欠場が痛かった。前半戦にあれだけ活躍した新井がいなくなって大きく得点力が落ちてしまった。金本は相変わらずの頑張りであったものの、波があったように思う。ひとつのターニングポイントの試合といえば、オールスター戦明け8月3日からの横浜3連戦である。1戦目で19:2で大勝したのがけちの月初めである。翌日は、天敵三浦に簡単に捻られ、それからが最悪の5連敗となってしまった。シーズン当初は、2連敗以上をしたことがなかったのである。その後、もう一度5連敗をするのである。特に、今まで得意にしてきた横浜相手に負けが混んだのが大きい。最大で29あった貯金は、8月4日以来最終的に6つ減らして23になり、破竹の勢いの巨人に追いつかれ追い越されてしまったのである。終盤の天王山での巨人戦3連敗も響いた。さらに決定的に先が見えたのは、ヤクルト戦で6回まで5:0でリードしておきながら、頼みのJFKAが打たれてしまい逆転負けしたことである。これは大きかった。これが10月3日、横浜と19:2で勝った試合は、8月3日。この2試合がターニングポイントである。8月3日の大勝ですべて狂ってしまった。とにかく、こんなに後味の悪いシーズンは、未だかってなかった。昭和48年に巨人とのシーズン最終戦で負けて優勝をさらわれて時よりショックなシーズンであった。
あまりにも最初と最後のギャップが大きかったので、戦力的な分析での敗因は後回しになったが、優勝した巨人との戦力比較では、圧倒的に巨人の戦力が上である。特に目立つのが長打力である。ホームランである。その数は、巨人が阪神の倍以上打っている。機動力とつながりは阪神の方が上であったが、終盤に来て巨人に負けたのは長打力の差であったように思う。投手陣は、阪神の方が上であったが、終盤に来て全般的に阪神の投手陣に疲労が蓄積されていたような気がする。先発陣の数は少ないし、頼みのリリーフ陣も終盤に来てがたがたになってしまった。先発陣がもっとしかりして、駒も多ければリリーフ陣は、崩れることがなかったような気がする。安藤、下柳、岩田はよく頑張った。それ以外の先発投手陣は全く駄目。戦犯は去年に続いて福原である。バンドの失敗で骨折してリタイアしてしまった。鈍いと言うほかない。安藤、下柳、岩田にしろ、絶対的に頼りになるエースではない。例えば、日本ハムのダルビッシュのような絶対的なエースがおれば、終盤に来ても連敗することはなかったと思う。その点、巨人には金にものをいわせてヤクルトから取ってきたグライシンガーがいた。投手ではないが、ラミレスも大きく巨人の優勝に貢献した。こうなった以上来年の補強点は明らかである。まず、大砲を取り、絶対的な信頼出来る先発投手をとることである。この2本さえ補強すれば来年も阪神は、優勝争いは出来る。両方ともとれなかったら、Bクラスで最下位争いをしなければならなくなるであろう。何故ならば、今年のBくらすチームであるヤクルト、広島、横浜とも若いいい選手が確実に育っているからである。巨人、中日は来年も優勝争いはするであろう。今のままであると阪神だけが、かやの外になるような気がする。
岡田監督は、辞任したのであるが、結果的に優勝は出来なかったものの、よく頑張ったと言える。辞任しなければならないような成績ではないのである。やはり、想像するに球団内部で色々と問題があったのであろう。あの星野あたりが何だかんだと岡田監督を批判したのではなかろうか。そんな気がしてならない。誰が来年監督をするのか現在のところ決まっていないが、誰がなるにしろ来年は、残念ながら非常に苦労するであろう。
自分としての今年の結果について結論を言おう。阪神は、よく頑張ったということ。ただ、最初と最後のギャップが大きすぎて印象が悪くなったに過ぎない。よく頑張った。特に辞めるからのはなむけではないが、多少の采配ミスは人間であるからあったと思うが、岡田監督は本当によく頑張った。
球団経営陣は、昨年に続き大いに優勝は出来なくても喜んだであろう。最後の最後まで競り合って観客動員数も確保したであろうし、その他の収入も増えたであろう。さらに、2位であったので来年の人件費も優勝するほど上げなくて済むからである。しかし、利益が出た分は、補強に向けて、大砲と絶対的な信頼出来る先発投手をとるための資金としなければ、来年はBクラス間違いなしになるであろう。

今年のレギュラークラスの選手評価をすると次の通り。(年俸も考慮したうえでの評価)
最高殊勲選手  : 藤川、金本、関本
殊勲選手    : 赤星、安藤、岩田、下柳、新井、渡辺、桧山
普通選手    : 鳥谷、矢野、平野、アッチソン、江草
成績不振選手  : ウイリアムス、
ワースト選手  : 久保田(評価はしたいが、印象が悪すぎる)、今岡、福原
期待選手    : 石川
期待はずれ選手 : 上園、金村、杉山、桜井、林
不振外人    : ボーグルソン(首)
駄目外人    : フォード(首)
期待外人    : バルディリス

とりあえず、今年の評価はこれまでにする。来年の戦力については、また気が向いたら考えたい。今年のことは、早く忘れたい。 以上

クライマックスシリーズ

試合数 日時 場所 対戦相手 スコアー 勝敗 通算成績 順位 勝負投手 昨年成績 昨年順位
コメント
3 10月20日 京セラドーム 中日 0:2 1:2 藤川 0:1 ::
今日で今年の阪神タイガースの試合は全て終わった。残ったのは虚しさだけ。両チーム0点のままで迎えた9回に頼みの藤川がウッズに2ランホームランを打たれた全てが終わった。あそこは藤川に託すしかなかったので致し方のないこと。ペナントレースも13ゲーム差をひっくり返され、またクライマックスシリーズでも、もう少しというところでリリーフエースが打たれストレスの一杯たまる結果に終わってしまった。こんなに後味の悪いシーズンはない。やはり予想通りに阪神の実力が劣ったとしか言えない。今シーズンの総括は、明日以降に書く予定。気を持たせて喜ばせてもくれもして楽しませて貰ったものの、よく頑張ったと言うべきであろう。終わり方が悪かっただけである。実力通りの結果であった。
2 10月19日 京セラドーム 中日 7:3 1:1 下柳 1:0 0:2 敗退
シーズン中や昨日の試合を払拭させるような1回の攻撃であった。4連打で4点。鳥谷3ランホームランが最後まで効いた。これでこの試合の主導権を握り、じりじりホームランなどで追いつかれてきたものの、6回には鳥谷の2本目のホームランで、追いすがる相手を突き放した。昨日の比べて雲泥の差の楽して観戦することが出来るゲームであったような気がする。しかし、相変わらずの久保田が、5点差の場面で出てきて、いきなりホームランを打たれ、ヤクルトとのゲームで5点差をひっくり返された嫌な出来事を思い出さざるを得なかった。相変わらず久保田は進歩していない。いずれにしろ、これで互角になり、泣いても笑っても明日の試合で全てが決まる。勝つにしろ負けるにしろ悔いの残らない試合をして欲しい。勝って欲しいが、負けるにしても納得の出来る負け方をしてほしい。(自分自身少し気持ちとしては、弱気である)
1 10月18日 京セラドーム 中日 0:2 0:1 安藤 0:1 0:1
クライマックスシリーズの第1戦は、中日の投手陣に完全抑えられた。8回には、ノーアウト1塁2塁でクリーンアップに回ってきたが、シーズン中の流れを引く図っているのか後1本のタイムリーが出ず0点に抑えられ万事休すとなってしまった。相変わらず我わらファンにイライラさせる試合を見せつけられる。もういい加減にして欲しいと言いたくなる。なんだかんだといっても、明日の試合にかけるしかない。

セ・リーグ順位表 10月12日 シーズン終了

順位  チーム   試合数   勝ち数   負け数   引分数   勝 率   勝ち差  残試合
1 巨人 144 84 57 3 .596 0
2 阪神 144 82 59 3 .582 2.0 0
3 中日 144 71 68 5 .511 10.0 0
3 広島 144 69 70 5 .496 2.0 0
5 ヤクルト 144 66 74 4 .471 3.5 0
6 横浜 144 48 94 2 .338 19.0 0

阪神タイガースの対戦チーム別勝敗表

対戦相手 中日 ヤクルト 巨人 広島 横浜 日本ハム 西武 ソフトバンク ロッテ オリックス 楽天
阪神 17:6:1 13:10:1 10:14 14:10 13:9:1 2:2 3:1 3:1 1:3 3:1 3:1

2008年度(平成20年度)プロ野球セ・リーグ 阪神タイガース奮戦の記録

試合数 日時 場所 対戦相手 スコアー 勝敗 通算成績 順位 勝負投手 昨年成績 昨年順位
コメント
144 10月12日 スカイマーク 中日 4:1 82:59:3 2 岩田 10:10 74:66:4 3
今シーズンの全日程を終了。最終戦は、中日に勝たせて貰い最後を飾った。勝負としては一昨日に終了している。生まれてからこの方ずっと阪神ファンであったが、その中で最も悔しいシーズンとなった。13ゲームをひっくり返されたのであるから気持ちが収まらない。昭和48年に最終戦で巨人に負けて優勝を巨人に持って行かれたが、その時は最後までお互いに競っていたので、今回の状況とはかなり違った。今回は独走状態が7月まで続き13ゲームを開けて、誰が見ても阪神の優勝は間違いないと思われていた。自分自身も、油断大敵といいながらも、まさかひっくり返されるとは夢にも思わなかった。もう二度とこんなどんでん返しはないであろう。巨人の気障な台詞は大嫌いであるが「メイク レジェンド」というかレジェンドになるのであろう。格好良くその出来事が残るチームは、巨人で笑いものになるようなズッコケチームは阪神なのである。悔しいが仕方ない。しかし、それを逆手に取る方法は、まだ可能性として残っているのである。クライマックスシリーズに勝って、日本シリーズにも勝って日本一になることである。こうなれば、巨人のレジェンドは、影が薄くなるのである。そうなることを強く望みたい。見事な最終の最終での大どんでん返しで阪神のレジェンドになるのである。巨人のレジェンドは、その引き立て役でしかなかったという結果になる。そんなることを望みたい。現実的な実力を冷静に考えると無理なのかもしれないが、しかし、無理なことを巨人がやってのけたわけであり、それからいうと可能性はあるのである。とにかく、今現在の屈辱を何と晴らして欲しい。それから、阪神ファンにとってショックなことがあった。岡田監督が辞任を表明したのである。13ゲーム差をひっくり返された責任を取って辞任するとのことである。しかし、7月までは13ゲーム差をつけていたのである。それが、巡り合わせの関係でたまたま巨人の流れが良いときに終盤を迎えただけのことである。終盤が後1ヶ月でもあれば、またひっくり返すことが出来たかもしれない。だから岡田監督は、感謝こそさ去れ責任を感じる必要はないのである。岡田監督は、来期の戦い方も考えて早速と計算高く辞任を表明したのかもしれない。今の戦力の間まであれば、来期の優勝争いは非常に厳しいものになりそうだからである。来期は、広島、ヤクルト、横浜の台頭が大きく、巨人は金にものを言わせた戦力で十分に戦えるが、阪神と中日は苦戦が予想される。そう予想されるから実をひく決心をしたのかもしれない。考えすぎであろうか。来期の話まで及んだが、とりあえずリーグ戦のシーズンは終了した。最後悔しい思いをさせられたが、途中までは十分楽しませて貰ったと思う。後は、おまけのクライマックスシリーズを運が良ければ日本シリーズを楽しませて貰うだけである。まあ、そんなに期待はしていないが!!
143 10月11日 横浜 横浜 4:5 81:59:3 2 阿部 0:1 73:66:4 3
昨日で終わってしまったので今更何を言っても関係ないのであるが、また今日の試合も昨日と同じく、同じ失敗をして負けてしまった。リードしながら先発投手から代わったリリーフ投手の阿部が逆転のホームランを打たれ、最後まで点を取れずにそのまま終了。ちょっとは進歩しろよという感じ。同じ失敗を何回も繰り返すな。なんぼ昨日で終わったと行っても、もうちょっと性根入れて試合をしないち駄目である。昨日も述べたが、クライマックスシリーズなんて論外である。
142 10月10日 横浜 横浜 3:4 81:58:3 2 アッチソン 7:6 73:65:4 3
最終結論が出た。今日で終わった。実力の差通り、最終的に巨人に軍配が上がった。非常に悔しいシーズン敗戦である。7月には13ゲーム差を付けて圧倒していたのであるが、オリンピックを境目にして奈落の底へ落ちていき今日の結果である。奈落の底に落ちたわけではないが、巨人が調子が良すぎた。また、オリンピックも巨人の見方をした。オリンピックでは、上原が調子を戻し、不振にあえでいたイースンヨプが復活して阪神線で大活躍。一方は阪神はといえば、藤川のいない間に勢いがなくなり五分以下の成績にあえぐことになる。また、前半の好調を支えた新井が骨折で1ヶ月のブランク。勝利の女神はすべて巨人の味方となった。味方と言うより本来の力が戻ったと言うことであり、実力は当初から巨人の方が遙かに上であった。そういった意味で言えば、阪神はよくここまで頑張ったという見方もあるかもしれない。何を書いても負け惜しみと言い訳になってしまいますます腹が立つばかりである。今となれば、ヤクルトに5:0で勝っていたものを万全の体制でありながら逆転負けした試合はやはり非常に大きかった。それから、今日の試合も3:0でリードしておきながら、万全の体制として登板したアッチソンが逆転の3ランを打たれてしまい、それが決勝点となった。終盤に来てアッチソンを使いすぎたのかもしれない。全く阪神らしさが終盤に来てなくなってしまった。勝利の方程式が完全に崩れてしまった。さらに、シーズン当初もあったものの、その時は投手の調子も良く目立たなかったが、ここへ来てタイムリーが出ないと言うことが致命傷になってしまった。やはり実力がないということである。結果が出た以上次はクライマックスシリーズに目標を絞らなければならないが、今のままでは3位の中日にも完敗するであろう。要する後2試合とクライマックスシリーズが残っているものの、今シーズンは今日で全てが終わったということが当てはまるかもしれない。くそ腹が立つ(のり)(原辰徳)、「メイク レジェンド」などと気障な言葉を作りやがって、ますます腹が立ってきた。長年にわたって阪神のずっこけが笑いものにされるのであろう。悔しい!!
とにかく今日ですべてが終わった。後2試合とクライマックスシリーズは、単なるおまけにしかすぎない。消化試合にしか過ぎない。
141 10月8日 東京ドーム 巨人 1:3 81:57:3 2 安藤 13:9 72:65:1 3
もう書く気力もなくなってしまった。予想通りの実力差負け。打てないのが最大の敗因。やっぱり巨人との差は、結果的に言えばホームランの差である。ホームラン数は、巨人の半分以下である。これが終盤に来ての最大のネックになったような感じである。今日もラミレスのだめ押しとも思われるホームランを打たれたし、ホームランではないが、イースンヨプにまた2点タイムリーを打たれてしまった。攻撃も相変わらずチャンスは作るがタイムリーが全く出ない。これじゃ勝てるわけない。これでほぼ九分通り巨人の優勝が決まったようなものである。後は、他力本願の奇跡を祈るばかりである。最終的にこの結果は、誰が予想しただろうか。全く腹が立って、腹が立って仕方ない。
140 10月6日 神宮 ヤクルト 1:3 81:56:3 1 リーソップ 0:2 72:64:4 3
精も根も尽き果てたような試合の感じがした。先発投手がいないから信頼出来ないリーソップの先発。案の定1回から2点を取られ、4回にも1点を許して降板。打線が好調なら問題ないのであるが、打線も相変わらずタイムリーが出ず、最終的には金本のホームラン1本だけ。何だか今日の一戦で今年の優勝がなくなったような気がしてきた。しかし、相変わらず首位は同率で守っているものの、内容からして巨人の方が遙かに上である。阪神の場合、先発がいない、リリーフにも不安がある、打線は湿ってタイムリーが出ない。こんなことでは、到底巨人に勝つことは困難である。奇跡が起こらない限り。後は、勝負は最後まで判らないという言葉を信じるだけである。信じたいが、今日の試合を見る限り投打共にどうしようもない様子である。悔しいが巨人が断然有利を岩瀬るを得ない。本当に悔しい。しかし、これが現実なのである。シーズン当初の勢いなど微塵もない。下位チームにこれだけ苦しめられて負け越したのであるから、実力は言うに及ばずである。8月以降に完全に狂ってしまった。それと同時に巨人があれだけの奇跡の勢いで追いかけてきたのも、こうなった原因である。まだ終わっていないのであるが、敗因を分析しているような感じになってしまった。悔しいし、腹立たしいし、憤懣やるかたない気持ちである。奇跡を信じるしかない。最後まで諦めないで、奇跡を信じるしかない。
139 10月5日 神宮 ヤクルト 8:3 81:55:3 1 石川 2:0 71:64:4 3
新人の石川がよく頑張った。5回までは四球は多かったものの、ヒットは1本も打たれなかった。四球で危ない場面は多くあったが、何とか粘り強く踏ん張った。多少ラッキーな部分もあったが、この時期にきて石川の好投は予想外のプラスである。6回に2点を取られて変わったが、7回にアッチソンが、あわや一昨日の再開と思われるピンチを招き1点を許したが何とか踏ん張った。8回からは、この人しか信頼出来ないということで藤川が登板した。8回を3人で抑えると、9回には意外なバッターであるバルディリスが3ランホームランを放って藤川を楽にした。結局藤川は、9回も3人で抑え一昨日の悪夢を繰り返すことはなかった。やれやれである。昼間の試合で巨人も勝ったので依然として0.5ゲーム差であるものの単独首位を守った。明日は、巨人は試合がないが、阪神はヤクルトとの最終戦である。この試合(どの試合もであるが)は、どうしても勝たなくてはならない。とにかく、トーナメントである。勝つしかない。
138 10月4日 神宮 ヤクルト 2:2 80:55:3 1 71:63:4 3
せっかく昼の試合で巨人が中日に負けたのに勝つことが出来なかった。押し気味であったが、拙守、拙攻で引き分けに終わってしまった。特に、1回の今岡のエラーは、その回に逆転の2点を取られる原因を作ってしまったのが痛かった。あそこは、エラーがなかったら完全にダブルプレーで点が入っていなかったところである。さらに、攻撃では4回に1アウト2塁3塁、6回には1アウト満塁のチャンスを作りながら後1本が出なかった。さらに延長戦に入ってからも2塁にランナーを進めながらタイムリーが出ないのである。点を取れなかったら勝てるはずがない。投手陣の方は、リリーフ陣について昨日とうってかわって、きっちり守った。しかし、さすがに岡田監督は、久保田は起用しなかった。誰でも考えることは同じである。久保田は、後の試合大事なところでは絶対に使っては駄目である。とりあえず引き分けたので、巨人との差は、再び0.5ゲーム差となった。やはり最後まで押したり戻したりの展開になるのであろう。ひょっとしたら144試合戦って全く星勘定が同じになることも可能性があるが、その場合は、双方の対戦成績で優勝が決まるらしい。そうなれば、巨人の優勝と言うことになる。泣いても笑ってもこの1週間で決まるであろう。
137 10月3日 神宮 ヤクルト 5:7 80:55:2 1 アッチソン 7:5 71:62:4 3
今シーズンのワーストゲームであった。こんなに腹の立つゲームはない。6回を終わって5:0でリードしており、完勝かと思われたが、好投の安藤に変えて登板した久保田が大誤算。今日の大戦犯は、この久保田である。久保田がいきなりノーアウト満塁のピンチを招き、流れと後に出た投手のリズムを狂わせてしまった。結果論で言えば岡田監督の選手起用も問題があったかもしれない。まるで今シーズンの阪神を象徴しているような試合である。これも結果論であるものの、油断というか慢心そのものでしかない。もし、優勝出来なかったら、この試合が優勝出来なかった最大の原因となっているであろう。優勝出来なくてもクライマックスシリーズには、残れるが調子を上げてきた中日、巨人も12連勝中の勢いはなくても、投打ともに阪神よりは調子がよい。結果としては、クライマックスシリーズでも勝てないと言うことである。残念であるが、冷静に分析すればそうとしか言えない。悲観的すぎるかもしれないが、最終的にはオーバーに言えば無情を感じるだけになるかもしれない。しかし、勝負事は最後の最後まで判らないと言うことである。それに期待するしかない。残りわずかであるが、巨人に再び並ばれただけで追い越されはしていない。とにかく、今日の試合は、今シーズンのワースト試合であり、最も悔いの残った試合になるかもしれない。
136 9月29日 甲子園 広島 5:3 80:54:2 1 藤川 8:1 71:61:4 3
新人の石川が5回まで0点に抑える好投を見せた。さらに今岡のホームランなどで5回までに3点取って勝ちパターンに入ってきたが、結果論であるが、6回からの必勝パターンが狂ってしまい、アッチソン、ウイリアムス共に点を取られ同点になってしまった。8回からは、藤川を投入。絶対に負けないと言う体制でいった。藤川は安定したピッチングで2回をぴしゃりと抑えた。8回から藤川の投入の意気込みで、最近絶不調であった金本が、8回に帰ってきた弟分新井のヒットに刺激されてか2ランホームランを打って試合を決めた。新井は、今日3安打の猛打賞。やはり新井効果出た格好である。金本の負担も減り、その分調子が戻ったのかもしれない。新井効果は大きい。継投の失敗はあったものの勝てればそれでよい。これで巨人とのゲーム差は1となった。まだまだ最後まで安心は出来ず、ハラハラドキドキであるが、一応つくいたり消えたり何度も繰り返したが、再び7というマジックが点灯。7といっても8試合中の7であるから、全部勝たなければという位の数字である。しかし、そのなこと関係なく全部勝つことだけである。頑張れタイガース!!!
135 9月27日 甲子園 巨人 4:6 79:54:2 1 岩田 9:10 71:60:4 3
また巨人に負けて首位に並ばれてしまった。今日は、先発の岩田に責任がある。四球で潰れてしまった。さらに、岩田の後を継いだ渡辺も巨人の長打力に恐れおののいて、押し出しの四球を与え、さらにカウントを悪くしてイースンヨプに2点タイムリーを打たれてしまった。大砲の恐怖に完全にビビッタ投球であった。打つ方は、それなりに頑張ったものの(内海の四球も手伝ったが。)リリーフの山口に完全に反撃をたたれてしまったのが痛かった。巨人とのマッチレースは、最後の最後までもつれるか判らないが、実力と戦力的に言えば、巨人の方が現在は圧倒的に上だと思う。さらに、今日の試合を見ても巨人の方にツキがある。しかし、勝負事は、最後の最後まで判らないから、諦めずに頑張ることである。それから、阪神にも明るい材料が出た。新井が今日から戻ってきて、さっそくタイムリーヒットを打ったのである。あまり無理をして欲しくないが、本人が大丈夫というのだったら、大いに頼りたいところである。これで、後残り9試合となったが、新井の復活で阪神全体に盛り上がりが出たら言うことなしである。とにかく、最後の最後までハラハラドキドキしながら、応援して喜ぶこともあるが、腹の立つこともあり、その辺で大いに楽しませて貰う。そして、優勝したら最高なのであるが!!
134 9月25日 甲子園 横浜 5:3 79:53:2 1 安藤 13:8 71:59:4 3
阪神が勝って巨人が負けたので5日ぶりに単独首位の座を復活させた。昨日に続き今岡が殊勲の3点2塁打を放ち4回にして、試合を大きく勝ちの方へ傾けた。安藤は、3点を取られたものの、5点に守られて勝利投手に。安藤の後は、ウイリアムス、アッチソン、藤川のJAS心勝利の方程式で勝った。明日は、試合が無く土曜日が巨人を甲子園に向かえての決戦となる。絶対に勝たなければならない。巨人も今日負けて勢いは下降線にたどると思う。逆に阪神は、この横浜との4連戦で引き分けを挟んでの3連勝であるから、上昇線たどる筈である。とにかく、土曜日も非常に大切な試合となる。
133 9月24日 甲子園 横浜 5:2 78:53:2 1 福原 3:2 71:58:4 3
天敵三浦を攻略。今岡の逆転2ランが効いた。またもや三浦にやられるのではないかと冷や冷やしていたが、勝てて良かった。打線の方も、10安打を放ち5点を取り、不調から脱出のきっかけになればよいのであるが。先発は、リーソップであったが、初回から点を取られ、お先真っ暗というような感じでスタートしたが、4回まで1点に抑え、4回のチャンスで代打が出たので交代した。しかし、まだまだ信用出来るレベルではない。相手チームの打線が好調であればKOされるであろう。巨人は今日も勝って引き分けを挟み12連勝。まさに神懸かり、奇跡である。でも、そんなこといつまでも続くはずがない。また、今週土曜日に巨人と対戦である。これもまた山場になる。とにかく毎日言うが、今はトーナメント戦であり、一つも負けられないのである。頑張れ阪神タイガース!!
132 9月23日 甲子園 横浜 1:1 77:53:2 1 71:57:4 1
デイゲームで巨人が引き分けたが、どういう訳か阪神もお付き合いよろしく引き分けて依然として同率首位。それにしても、全く打てない。横浜の新人投手の前に鳥谷のホームランだけ。6回以降は1本もヒットが打てなかった。結果的には、よく引き分けたという印象である。再三ピンチを背負ったが、何とか0点に抑え引き分けた。内容的は完全に負けゲーム。せっかく巨人が引き分けているのに、勝たなければ何もならない。やはり戦力的に巨人には数段劣る。また、巨人と引き分けた広島にも劣る。クライマックスシリーズへの出場が今日で確定したが、このまま調子が上がらなかったらクライマックスシリーズでの勝利が望めそうにない。
131 9月22日 甲子園 横浜 3:2 77:53:1 1 石川 1:0 71:56:4 1
無名の新人石川が頑張って勝利投手になった。5回を2点に抑えたのは上出来である。まあ、相手が慣れていないこともあるが、ここへ来て新人の台頭は大きい。ありがたい。しかし、相変わらず打線は低調。安打はそこそこ打っているが、いつものタイムリーが出ないことが点を取れない原因。とにかく、今日からマッチレースでありトーナメントであり、絶対に負けられないのである。巨人も今日も大勝しており、まさに神懸かり的な好調さである。こうなれば、巨人は関係なしで、ただただ全部勝つことだけである。巨人も残りの試合を全勝することはあり得ないので、とにかく負けないことである。全部勝つことである。今日勝てて良かった。巨人に3連敗をしたのを引きずっていることが心配であったが、新人の石川が救ってくれた。まだまだ阪神には、ツキというか、そんなものは残っている。
130 9月21日 東京ドーム 巨人 5:9 76:53:1 1 岩田 9:9 70:56:4 1
昨日に続きまたもや岡田監督の投手交代ミス。4回まで好投していた岩田が突然打たれたが、3点取られて時点であっさり変えてしまった。昨日は、最初から下柳が悪いのに続投させて、今日は、少し動揺して点を取られただけの岩田を変えてしまうのはどうも納得いかない。昨日の下柳のようにぼこぼこに打たれていたわけではない。少しの動揺だけで点を取られただけである。あくまで結果論でしかないが、あそこは僕が監督ならば岩田続投である。岩田の後、渡辺、江草、アッチソンと繋いだが、これまた信頼のアッチソンが、ラミレスに不運な(打ち取っているのにセンター前にぽとんと落ちてしまった。)ヒットを打たれて2点。さらに、これは完全にたたきのめされた感じでイースンヨプに3ランを打たれて一挙5回に8点も取られてしまいほぼ試合は決まってしまった。せっかく、5回表まで金本の2本のホームランで2点リードだったのに台無しになってしまった。金本が孤軍奮闘である。とにかく、今日の敗戦は、岡田監督の責任。これでこのカード3連敗で、とうとう13ゲーム差あったのが0になってしまい同率首位に追いつかれた。しかし、まだ追い越されたわけではない。投打ともに好調の巨人と投打共に不調の阪神が戦った結果としては当然のことであろう。非常にファンとして悔しいが、もう結果が出たことにとやかく言っても仕方ない。同じスタートラインに並んだと言うことで、これからが本当に最後のマッチレースである。明日からの試合をトーナメントと思い大事に戦っていくことだけである。単純な話、明日から全勝すれば巨人に追い越されることはないのである。巨人とてここへきて10連勝であるが、この調子が最後まで続くことは、通常であれば考えられない。いつか調子が落ちる。さあ、気を取り直して仕切り直し。明日から必死に頑張って欲しい。こうなると結果はどうなるか本当に最後まで判らないが、最後までハラハラドキドキさせられる。本来の弱い阪神らしい戦いである。とにかく腹が立つやらイライラするやらで精神衛生上非常に悪い。
129 9月20日 東京ドーム 巨人 1:9 76:52:1 1 下柳 11:6 69:56:4 2
何とも巨人の圧倒的な破壊力の前に打ちのめされた惨めな負けであった。大砲をどんどん撃ち込まれるが、逆にピストル打線は、湿って相手に弾が通らない。これでは勝てるわけない。改めて大砲の怖さをいやというほど知らされた。しかし、そのの敗因は、巨人の大砲打線にあったのも事実であるが、阪神で最も信頼出来る下柳が乱調で球が高めに浮き、そこを大砲達に狙い打ちにされたこと。さらに岡田監督の投手交代のミス。1回から悪いのは明らかであり、2回に3点取られるまで引っ張ったことが致命傷になった。さらに、攻撃で言えば調子が悪くてアップアップ状態の内海を助けるかのような1回1アウト満塁での鳥谷の1球目からの凡打でアウト。これは、非常に痛かった。もっと粘り強く球を選べば何とかなったかもしれない。さらに、2回の満塁も1点しか取れず。1回と2回の攻撃につきる。そのうちに内海も大量点に守られて8回まで投げ1点だけに阪神打線を抑えてしまった。投打すべてにちぐはぐ。これでは勝てるわけない。とうとう1ゲームなになってしまった。後は開き直りしかない。
128 9月19日 東京ドーム 巨人 4:6 76:51:1 1 安藤 12:8 69:55:4 1
投手陣が踏ん張りきれなかった。安藤は、4回までに3点を取られて交代。巨人の新鋭の坂本一人にやられた。無警戒というかなめたかかったのかもしれない。これが最後まで響き、打線の方は苦手のグライシンガー相手によく健闘したものの、点を取ったら取られたで今日の敗戦は投手陣の責任。特に7回のウイリアムスが、小笠原に2ランを打たれたのが致命傷となった。これでとうとう2ゲーム差までになってしまったが、こうなると互角も同然。昔の貯金があって悠々の戦いをしていたことは忘れて、今日勝って2ゲーム差に広げたという感覚で戦って欲しい。守ろうとしては守れない。互角で競り合っているという気持ちで戦わなければならない。とにかく、明日、明後日の試合で1勝だけでもいいから勝つこと。3連敗では、ゲーム差なしとなるが、これでは巨人の方が圧倒的に有利になる。これをさせては駄目である。投手総動員で1勝はすること。連敗するとおそらく万事休すとなる。1勝すれば、後々の対戦相手は、阪神の方が有利である。巨人は、好調の広島と中日で7試合を残している。3位争いをしているチームと当たるのは、巨人にとって不利である。阪神は、横浜と6つ残している。これは、巨人に比べて有利であるものの、最近は横浜を苦手としてきているし、巨人には弱いが阪神にめっぽう強い三浦が立ちはだかるだろうし、阪神とて決して油断は出来ないのである。ハラハラドキドキは、続くがここまで来た以上何が何でも優勝を勝ち取って欲しい。
127 9月17日 ナゴヤドーム 中日 11:6 76:50:1 1 アッチソン 7:4 68:55:4 1
久しぶりの二桁得点で勝利。それも苦手の山本昌を打ってでの勝利である。これは大きい。特に1回に出た鳥谷の満塁ホームランが効いた。阪神の先発リーソップも大量点を貰いながら4回までの4点を取られて、勝利投手の権利を放棄するかのように4回で交代させられた。これは、仕方のないことである。本人が悪いのである。しかし、今日は打線が頑張った。最近のように最初に点を取ったきり、それ以降は取らない展開でなく、8回に金本のだめ押し2ランが出るなど最近にない結果となった。明後日からの巨人戦を考えると、相手投手如何と言うこともあるが、良い傾向である。また巨人が勝って、ここへきて7連勝とは驚いた。とにかく、ヤクルトと横浜が大いに巨人の勢いに手を貸している感じである。特に横浜の三浦は何という奴か。阪神には、めっぽう強いのに巨人には、4回で6点も取られてノックアウトされていた。いずれにしろ、泣いても笑っても明後日から今シーズン最大の天王山となる。最悪でも1勝2敗であり、3連勝は無理でも2勝1敗で阪神が勝ち越したら、ハラハラドキドキは続くが、阪神が優勝へ大きく前進すると言ってよいであろう。しかし、3連敗すれば勢いから言って、巨人の逆転優勝が濃厚になるであろう。とにかく、こうなってきた以上、がむしゃらに頑張って欲しい。
126 9月16日 ナゴヤドーム 中日 2:5 75:50:1 1 福原 2:2 68:54:4 1
そこそこ安打を打っているのにタイムリーが出ない。阪神10安打、中日6安打。しかし、阪神が負けた。残塁の山を築いた。通算チーム打率もセリーグでトップ。しかし、点が取れない。最も悪いのがホームランが少ないこと。悪くはないが、ここへ来ると一発が欲しい。巨人の半分以下である。阪神の機関銃に対して巨人の大砲である。ここのところ機関銃の命中率が悪いと言うことである。しかし、それが今年の阪神のチームカラーである。仕方のないこと。コツコツと点を稼がなければ仕方ない。しかし、タイムリーが出ないから得点力が落ちているのである。とうとう巨人との差が3ゲーム差になってしまった。巨人は、今日も勝って6連勝。絶好調である。さらに、二戦級の投手で勝っているのである。金曜日からの阪神戦に照準を合わせた投手起用である。他チームのことはどうでもよい。一つ一つ阪神が勝っていくことだけである。
125 9月15日 ナゴヤドーム 中日 7:4 75:49:1 1 岩田 9:8 67:54:4 1
久しぶりに大量点を取り勝った。5回までに取った点で、それ以降は0に抑えられ点はとったものの、まだまだ不調が続いていると言える。ただ言えることは相手投手次第と言うことである。何処のチームでも言えるが、ちょっといい投手にかかれば全く駄目なのである。打線不調の証拠である。ここから考えると広島の投手陣が素晴らしいと言うことである。素晴らしいというか、阪神が苦手投手を作りすぎているのかもしれない。中日と広島がクライマックスシリーズ出場をかけて争っているが、最近の相性の面からいって中日が3位になってくれた方が阪神にとって戦いやすくなる。今日の試合は、久しぶりに比較的楽に見ることが出来た。それから、今岡が2ランホームランを打ったが、このホームランは実に効果的なホームランであった。今岡もどんどん調子を上げてきて欲しい。岩田は、勝利投手になったものの大量7点を貰ってから気がゆるんだのか、その後少し打たれたのが課題である。巨人は今日も勝ってゲーム差はそのままの4である。好調が持続しているようである。
124 9月14日 甲子園 広島 1:3 74:49:1 1 金村 0:5 67:53:4 1
何と言うことであろうか。この広島との三連戦の得点は、たったの2点。こんなことで勝ち越せるわけがない。打線がどん底である。どん底であると同時に、タイムリーが出ない。同点あるいは逆転のチャンスがあった6回の裏の攻撃でノーアウト満塁というのがあったが、外野フライすら打てずに0点に抑えられてしまった。優勝へのプレッシャーがかかっているのかどうか判らないが、あまりにも打てなさすぎる。広島の投手がいいのかもしれないが、先発、リリーフ投手がすべてがいいというわけではないはずである。それにもかかわらず、3試合で2点。終盤に来てこんなことでは、クライマックスシリーズには出場出来るであろうが、優勝などほど遠い話である。ましてや、好調巨人は今日も勝った。勢いは完全に巨人にある。このまま打線が奮わないのであれば、ほぼ確実といわれた優勝もひょっとすると無理と言うことが現実味を帯びてくる。ましてや、クライマックスシリーズなど今の調子では、とても勝てるわけ無い。何故こんな状態になってしまったのであろう。こうなれば、今までの逆の発想で、勝負事は、最後の最後まで判らないから、最後に巨人がずっこけて阪神に優勝が転がり込むというような結果を期待したいような気持ちになってきた。本当に情けない。
123 9月13日 甲子園 広島 1:0 74:48:1 1 藤川 7:1 67:52:4 1
それにしても打てない。昨日から連続で広島投手相手に18イニング無得点の惨憺たる結果である。幸い、ここのところヒーロー付いている矢野のサヨナラ2塁打で感動的なサヨナラ勝ちしたが、非常に苦しい試合であった。完全に広島の新鋭前田健を苦手にしてしまった。昨日の斎藤に続き手も足も出ない様子であった。今年はまだしも、来年は大いに思いやられる。これだけ苦手の投手を作ってしまったら駄目である。とりあえずは、苦手云々の話は別として、どんな形にしろ今日の試合を勝てて良かった。巨人も勝っており、ゲーム差は昨日のまま。いつも言うことであるが、最後までハラハラドキドキが続くこと間違いない。ハラハラドキドキしても優勝したらそれでよい。頑張れ阪神タイガース。!!
122 9月12日 甲子園 広島 0:4 73:48:1 1 安藤 12:7 66:52:4 1
広島の新鋭斎藤に手も足も出なかった。4安打しか打てず完封負け。まあ、あっさりした負け方である。昨日までの神懸かり的な勝利はそうそうは続かないものである。あっさりした負け方なので明日からまた気を取り直して頑張ればよい。それにしても、広島はどんどん若いいい投手が出てくる。来年の話になるが、来年はこの広島と横浜が強くなると思う。新旧の選手の入れ替えた実にうまくいっている感じで、特に横浜は、最下位決定のようなものであるから来期に向けての思い切った若手の起用を試みて、まずまず期待が持てそうな結果になってきているような気がする。広島にしても新井が抜けた穴をほぼ完全に埋めたような戦いぶりであり、立派である。ブラウン監督の選手起用、采配が徐々に成果を出しつつあるような感じである。今年は、阪神が調子が良くて今の位置にいるのであるが、広島、横浜のように選手の切り替えは出来ていない。金本、矢野、下柳、桧山あたりは、40前後なのでいつもでも現役を続けられるわけではなく、後2年後には、引退しているかもしれないので、余程うまく若い選手を育てなければ、また暗黒の時代に戻る可能性は十分ある。今年、もし優勝出来ても来年は非常に厳しいであろう。今期が終わらないうちに、こんな話は早すぎるが、広島、横浜の若手の躍進を見ていて、そう感じた次第である。
121 9月11日 甲子園 ヤクルト 5:4 73:47:1 1 ウイリアムス 5:4 65:52:4 2
これは奇跡か。関本が昨日死球を受け、2〜3日休養が必要となった。そこで苦肉の策とも言うべく、2軍に落ちていた今岡を緊急にあげてきた。それが、何とさっそく成果を出したのである。何と1回の打席から同点となるホームランを放ったのである。さらに、あきらめかけていた9回に相手クローザーの不調につけ込み同点に追いついた。そらからである。満塁になって今岡が打席にたった。それが、3日連続となるサヨナラ勝ちになる四球を選んだのである。何というツキというのか、阪神のツキなのか、今岡のツキなのか。神懸かり的な復活と神懸かり的な3日連続のサヨナラ勝ち。さらに、2軍に落ちていたウイリアムスも9回に負けている場面で登板したものの3人でぴしゃりと抑えた。その裏の大逆転劇だったのである。一時の不振が吹っ切れて流れが阪神に来たようである。
120 9月10日 甲子園 ヤクルト 4:3 72:47:1 1 藤川 6:1 64:52:4 2
連夜のサヨナラ勝ち。今日は、9回の裏に葛城が押し出しの四球を選んでサヨナラ勝ち。それにしても打てない。1回に3点を取ったきり9回まで取れなかったのである。まだまだ前途多難である。先発の福原は、前回とうってかわり何とか4回を1点だけに抑えたことは、大きな収穫である。しかし、ピンチの連続で次回にその進化が試されそうである。いずれにしても粘って勝ったと言うことであるが、ヤクルトの拙攻にも助けられたようである。巨人は昨日に続き中日に敗戦。ゲーム差も6と開き、一時の危機も少し一息ついた感じがする。でも勝負事は、どこでどうなるかも判らないから、とにかく大事に大事に戦っていくしかない。
119 9月9日 甲子園 ヤクルト 3:2 71:47:1 1 藤川 5:1 63:52:4 2
今日の勝利は大きかった。矢野のサヨナラホームランで感激の勝利。それにしても打てない。投手はそこそこ頑張っている。前回ノックアウトされた岩田も6回を2点に抑え、まずまずであった。それから、アッチソンが中継ぎに回ってから21回連続無失点を続けており、こちらは絶好調で今現在チーム一の好調を保っているであろう。本当に頼りになる。それはともかくとしても、今日の殊勲者は、何と言ってもさようならホームランを打った矢野であろう。値千金とはこういうことを言うのである。今日は、巨人が負けたので再びマジック20が点灯。優勝が決まるまで、ここのところのような苦しい試合ばかりだと思うが、とにかく頑張って貰うしかない。
118 9月7日 広島 広島 2:5 70:47:1 1 金村 0:4 62:52:4 3
昨日はやっと勝ってトンネルを抜けかけたが、抜けきれなかった。今日もだらしない負け方で、再度トンネルに入った。昨日の殊勲者の鳥谷が、相手の決勝点となるタイムリーエラーをしてしまった。昨日の殊勲が帳消しになってしまった。金村も頑張っていたが野手に足を引っ張られてしまった。とにかく、今の阪神の戦力は、12球団最低ではないであろうか。打てない、守れない。ツキもない。最悪である。今の状態では、とても優勝など出来そうにない。後は、2位の巨人が同じようにずっこけるのを待つばかりの、他力本願でしか優勝はありえないのではないか。腹立たしくて仕方ない。いずれにしろ、クライマックスシリーズには残るであろうが、今の戦力だとクライマックスシリーズでは勝てそうにない。昨日希望的に書いたが、全然吹っ切れておらず相変わらずの拙攻、拙守であった。
117 9月6日 広島 広島 5:3 70:46:1 1 久保田 6:3 61:52:4 3
5連敗の長い長い真っ暗なトンネルをやっと抜けた。抜けたというのはまだ早いかもしれないが、とにかく抜ける為に明かりが見えたと言っておこう。それも苦しんで苦しんでの勝利である。延長12回まで行き、やっと広島投手陣も底がついてきて二戦級の投手が出てきてやっと決勝点を取ったと言うこと。相変わらず貧打線である。投手はよく頑張った。先発の安藤は6回で3点は取られたものの、そのうち1点は野手のエラーだから実質2点である。よく投げたと思う。テレビを見ていても気合いの入ったいい顔をしていた。そらから、アッチソン、藤川、久保田と繋いで、いずれも2回づつ投げたが、それほど危ない場面はなく無難に投げきった。今日の勝利は非常に大きい。苦しみながらの勝利は、非常に価値があり、明日から吹っ切れた感じで戦えるようになれると思う。幸い巨人は今日負けているので4.5ゲーム差に戻った。やれやれと言った感じで、自分の気分もすっとした感じである。とにかく良かった。
116 9月5日 広島 広島 3:6 69:46:1 1 下柳 11:5 60:52:4 3
ああもう最悪である。今日も負けてしまった。頼みの下柳が1回に先制点を2点貰いながら、その裏に4点も取られてあっさり逆転されてしまった。2点の勝ち越しされた一打は、関本のエラーである。悪いときには悪いことが重なるものである。さらに、ここのところの阪神は、他チームの若手投手育成チームになっている。今日も広島の新鋭である篠田を見事に育ててしまった。1回からもたもたしているのをその回の2点しか取れずに、それ以降は完全に抑えられてしまった。先般の横浜でも桑原という無名の投手に抑えられ、見事に育てたのである。自分のチームの選手を育てるのはいいのだが、他チームの選手を育てるなんて、いったい何をしてるんや。全く腹立たしい限りである。先発投手は崩れるし、打つ方も打てないし、今の阪神は12球団一に弱い。昨日は、負けているところを、幸い雨で中止になったが、昨日のゲームが成立していると6連敗になっているところ。まだツキがあるのかもしれない。それにしても、巨人が好調でとうとう3.5ゲーム差になってしまった。阪神は、今までの貯金をどんどん使い果たしており、逆に巨人は、どんどん貯金している。差が縮まるのは当たり前のことである。これで、これからの戦いは、もう差がないとの気持ちで戦わなければならない。振り出しに戻ったと気持ちを切り替えて戦うべきである。しかし、戦うにしても打てない、守れないじゃ話にならない。守りの投手が、軸になれる大黒柱がいないのである。頼みの下柳も今日のていたらくである。もうこうなったら、追われる気持ちじゃなく、開き直って追う気持ちで戦っていくべきである。本当に勝負事というのは恐ろしいものである。
115 9月3日 横浜 横浜 0:8 69:45:1 1 杉山 2:3 59:52:4 3
最悪の状態になってきた。調子の波の問題などといっているような状態ではない。勢いからして、このままずるずるいくと首位を守るのも難しくなってきそうな気配になってきた。ゲーム差が多くあると、あまり心配はしていなかったが、今の阪神の状態を見ていると悠長なことを言っている場合でなくなってきている。とにかく、投打とも不調である。特に投手陣が先発も中継ぎも崩れてきた。打つ方は、水物であるから、二線級の投手であれば打つことが出来るが、投手の場合の不調は深刻であるである。今日も杉山が、四球からその後ホームランを打たれて先制を許し、二番手の橋本もどんどん追加点を取られた。一方打撃陣は、天敵三浦に手も足も出なかった。どちらが首位でどちらが最下位か判らないようなゲーム展開になっていた。最悪の状態である。巨人は今日勝っていたのでゲーム差は、5となり、このままの調子だとあっという間に追いつかれそうな状況である。巨人の奇跡の逆転という嫌な言葉が現実味を帯びだしてきたような気がする。明日も負けると本当にずるずる行きそうな感じである。これで、横浜に何と7連敗。何故そうなったのか判らない。油断でしかない。だから、勝負事は最後の最後まで判らないのである。前からそのことを何回も書いてきたが、やっぱり油断が出たのであろう。自分自身の気持ちも油断していた。明日から、原点に戻って戦って欲しい。自分も明日から原点戻って応援する。
114 9月2日 横浜 横浜 3:5 69:44:1 1 岩田 8:8 58:52:4 3
どうもいかん。最下位の横浜に対して今日負けて5連敗している。打てないし、投手が守れない。ここのところ調子が戻っていた岩田が最初から乱調で4回までに5点を取れれてしまい敗戦投手。打つ方も他のチームであれば相手にしない吉見に対して3点しか取れない。6回以降の投手には、もう少しのところまで攻めながらもタイムリーが出ず抑えられてしまった。ウイリアムスも2軍落ち。渡辺も打たれて決勝の2点を取られてしまった。全く投打共にいいところなし。今の阪神は、本当に弱い。2位と6ゲーム差あるのだが、こうなってくると焦りも出てくるし追いつめられた気持ちになってきた。幸い今日は、巨人も中日も付き合いよく負けているのでゲーム差は縮まっていないが、シーズン当初から7月までの阪神タイガースは何処へ行ったのか。頑張れタイガース!!!
113 8月31日 甲子園 巨人 1:6 69:43:1 1 ウイリアムス 4:4 57:52:4 3
久保田と同じようにウイリアムスも調子が悪い。息詰まる投手戦であったが、8回に出てきたウイリアムスが、それまでの投手の好投を台無しにしてしまった。一挙に4点も取られて万事休す。先行き非常に不安が募ってきた。久保田に続きウイリアムスまでが、調子を落としている。ただ調子のいいのは、アッチソンだけである。藤川は、北京より帰ってきて調子が戻ったかどうか出番があまりないので判らないが(中日戦に投げて勝利投手にはなったが、今までの藤川と少し違いクローザーとしては失敗していた。)、今日負けても6ゲーム差があるものの少し不安になってきた。やはり、打線は水物でちょっと調子の良い投手にかかると打てなくなるから、最終的には、敵も味方も投手次第と言うことが大きな勝敗の分かれ目となる。明日から9月。8月は2つ負け越したが、8月当初から比べるとよく取り戻した方である。いずれにしろ、9月は正念場だと思う。もう少しでゴールは見えてきているので頑張って欲しい。
112 8月30日 甲子園 巨人 1:3 69:42:1 1 金村 0:3 57:51:4 3
完敗である。グライシンガーに手も足も出なかった。敗因はグライシンガーに抑えられたことにつきる。先発の金村は、5回を1点だけに抑えたことは合格点である。金村に責任はない。とにかく打てなかったことにつきる。このところずっとグライシンガーのやられっぱなしである。しかし、昨日勝っているのでゲーム差は元に戻っただけ。明日勝てばよい。負けてもまだ6ゲーム差である。
111 8月29日 甲子園 巨人 7:5 69:41:1 1 下柳 11:4 57:51:3 3
試合は最後まで判らないことを実証した試合である。6回の裏まで7:0で勝っており、下柳の調子から考えて楽勝を確信していた。しかし、下柳が7回2アウトから5連打されて3点を取られ楽勝ムードが吹っ飛んでしまった。おまけに最終回に出たウイリアムスを打たれて2点差まで詰め寄られた。何とかそれまでで逃げ切ったものの冷や汗ものであった。とにかく、勝負事であるから最後の最後まで気を抜いたら何が起こるか判らないと言うことである。これで巨人との差は、8ゲームとなったものの、今日の試合と同じように油断したら逆転される可能性だってあるわけだから、最後の最後まで油断せず、常に緊張感を持って戦って欲しいものである。そうるすことにより、今のままで最後の優勝まで迎えることが出来ると思う。今日の試合は、昨日に続き林が活躍し、絶好調の関本も呼応して二人で5打点を上げた。特に関本は、非常に好調で頼もしい。来期の給料は大幅アップ間違いなしである。
110 8月28日 甲子園 中日 6:5 68:41:1 1 藤川 4:1 57:50:3 3
何とか粘り勝った。粘り勝てたのは、主砲兄貴金本の存在が絶対的に大きい。先制点は、金本のタイムリー、逆転の3ランホームラン、さらに最終回のサヨナラをお膳立てしたヒット。これだけ働く4番は、12球団見渡して金本だけである。今期の最高殊勲選手は、金本に決まり。(気は早いが。)ということで、辛うじてサヨナラ勝ちした。少し不安が残るのは、5:4で1点リードして9回に藤川が出てきた。藤川の調子は良くないようで、北京の悪夢を引きずっているような感じで同点にされてしまった。しかし、逆転は許さなかったが、何だか北京をそのまま引きずっているのではないかと思われる。しかし、その裏に金本ら打撃陣の活躍で勝利投手に辛うじてなった。心配であるものの、今日の件で、藤川も打撃陣に恩返しとばかりに明日からまた頑張ってくれるに違いない。明日からは、大きなターニングポイントになるであろう2位巨人との3連戦である。巨人は、今日も勝って4連勝で乗り込んでくる。ここで巨人をたたけば、優勝という字が目の前のものとなるであろう。頑張れタイガース!!
109 8月27日 甲子園 中日 1:4 67:41:1 1 ボーグルソン 3:4 56:50:3 3
ボーグルソンは、最初の方は好投するのであるが、必ずと言っていいくらい5回までに得点を許してしまう。今日は、早めに変わったので4回3分の1で2失点であるが、非常に安定感に欠けるのである。こんな状態だと安心して任せられない。この分だと来期の契約は出来ないだろう。その点、アッチソンは、リリーフに活路を見いだしたようで、今日も2回を無失点に抑えた。来期も契約するであろう。外人投手は別として、久保田はどうも駄目である。昨日は抑えたのであるが、今日はまた例の久保田劇場で一人芝居。押し出しの四球にパスボールで、ただで相手に点をやってしまった。8回のこの2点は大きかった。それまで1点差できていたので、まだまだ試合はどう転ぶか判らなかった。そんな試合をぶちこわしてしまった。とにかく久保田は、投げてみなければ調子がいいのか悪いのか判らない。こんな状態であれば、大事な場面を託すわけにはいかない。それも一度や二度ではない。何度でも久保田劇場を繰り返しているのである。久保田は完全に格下げするべきである。大事な終盤のリリーフは託すことは無理である。せいぜい敗戦処理か、先発投手が早い回につぶれた時に出る役回りに格下げである。幸いアッチソンが出てきたのでカバーは出来る。
そんなことで今日は負けたが、今日の敗戦は投手の責任ばかりではなく、チャンスがありながらここ一番が出なかった打撃陣にも責任はあったと思う。ここへ来て巨人の調子がすごく上がってきたみたいである。現在7ゲーム差。29日からは、巨人との3連戦であるが、ここで叩いておけば優勝は盤石のものになるであろう。
108 8月26日 甲子園 中日 4:0 67:40:1 1 岩田 8:7 56:49:3 3
最近になって岩田の調子が俄然良くなってきた。すごく安定している。今日も7回を投げて無失点に抑えた。8回、9回も久保田、ウイリアムスとつなぎ完封リレーを行った。これでここへ来て5連勝である。これで8月の負け越しも1つになった。五分の成績でいいから、今月残りの5試合を3勝2敗で勝ち越して欲しい。
107 8月25日 神宮 ヤクルト 3:0 66:40:1 1 安藤 12:6 56:48:3 3
安藤が好投。7回から投げたアッチソン、久保田、ウイリアムスもアップアップしながらも0点に抑えて完封勝ちした。まだまだ、調子の良いときの勢いは戻っていないが、明日から、新井、藤川、矢野が戻るので調子の良い状態が戻ってくるに違いない。ここで弾みをつければ、マジックもどんどん減っていき優勝が決まるのも早いかもしれない。しかし、欲を言えば早く決まりすぎてもクライマックスシリーズがあるので、勢いというものから考えれば早く決まらない方が良いと言うことも言える。いずれにしろ、オリンピックも終わったことだし、またプロ野球で楽しませて貰おうと思う。当然阪神が勝って楽しむと言うことである。
106 8月21日 広島 広島 7:4 65:40:1 1 下柳 10:4 55:48:3 3
広島に前回のリベンジを果たし3連勝した。これで前回の借りはチャラになった。今日も昨日に続いて、リリーフ陣の不安から最後まで冷や汗ものであったが、何とか勝つことが出来た。やっともとの調子に戻ったとは言えないが、8月に入ってからの負け越しを3まで縮めてきた。これで、藤川、新井、矢野が北京から帰ってきたら、ほとんど元の調子が良かった頃までは行かなくても、ある程度は安定してくると思う。あともう少しの我慢である。
105 8月20日 広島 広島 4:3 64:40:1 1 岩田 7:7 54:48:3 3
岩田がよく頑張った。打線の方は、広島の投手リレーミスにより助けられたようなものである。広島の好投のルイスを特に打たれたわけではないのに急に交代させたのである。これで阪神陣営はにんまりである。素人目から見てもチャンス到来に写った。案の定、次の回に大量4点を一挙にとって断然有利な展開となった。その時点で4:1であったが、藤川のいないリリーフ陣は、頼りないことこの上ない。今日は出場しなかったが、久保田駄目、渡辺駄目。先発からリリーフに回ったアッチソンが少し頑張っている。それに、藤川の代役で、あてにしているウイリアムスまで調子が悪い。9回の裏には、やっぱりウイリアムスが打たれて1点差まで追いつかれ冷や汗の勝利であった。オリンピックが終わり藤川が帰ってくるのを待つしかない。しかし、昨日に続き勝ち、前回大阪ドームで広島に3連敗したものを、明日も勝ってリベンジ出来たらいいのであるが。
104 8月19日 広島 広島 14:5 63:40:1 1 安藤 11:6 54:47:3 3
低迷していた打線が相手投手の乱調ににより14点も取った。取り過ぎである。オールスター後の1試合目で19点も取った以降のことを考えると、その二の舞えになりそうで嫌な気分である。大勝は悪いことではないが、前例が嫌なものであったので、ついつい前のことを思い出してしまう。今日打てたのは、相手投手が悪かっただけのことである。明日、また好投手が出てくれば簡単にひねられるのである。今日の14点を忘れて明日の試合に臨んで欲しい。
103 8月17日 京セラドーム 横浜 1:5 62:40:1 1 杉山 2:2 53:47:3 3
久しぶりに1軍に上がってきた杉山であるが、ふがいないピッチングで敗戦投手になった。これじゃまた2軍に落とされても仕方のないことである。杉山個人のことよりチームが大変。8月に入ってからこれだけ負けが込んでくると、いくら貯金があっても焦りの心理的に状態に入ってしまう。簡単には、追いつかれないことはわかっているものの、やっぱり焦る気持ちが出てしまうものである。これが、逆に勝ち込んできて2位との差が7ゲームも出来たと言うことになれば、全く心理的に違うのである。同じ7ゲーム差でも、勢いというものが全く違ってくる。その辺で負けがこんでの7ゲーム差という気持ちを、勝ってきて7ゲーム差になったという気持ちに切り替えることである。明日からさらに引き離してやるという意気込みで戦うべきである。
102 8月16日 京セラドーム 横浜 0:4 62:39:1 1 ボーグルソン 3:3 52:47:3 3
星を稼がせて貰える横浜相手に2連敗しては駄目である。おまけに横浜も若手投手に完投完封を許してしまった。また、苦手を作ってしまったようなものである。若い投手だから自信もつけるであろう。それにしても困ったものである。チャンスがあるにもかかわらず、後1本のタイムリーが出ないのである。13日の巨人戦でトンネルを抜けたと思ったが、またトンネルに入りかけている。焦る必要はないのであるが、こんな調子で負けていると、焦らざるを得ない状況にもなってしまう。明日は、何が何でも勝たねばならない。頑張れタイガース!!
101 8月15日 京セラドーム 横浜 4:11 62:38:1 1 下柳 9:4 52:46:1 3
頼みの下柳の調子が落ちているようである。今日も負け投手で2連敗。さらに、打撃陣も調子が悪い。前試合やっとトンネルを抜けて楽になったかと思ったが、お得意さんの横浜にもかかわらず完敗であった。しかし、他力的に言えば、同じように巨人も中日も負けているのでゲーム差は変わらない。ただ、マジックは1つ減るのである。残り試合は、悪くとも五分の成績で行けば必ず優勝できる。焦らないことである。
100 8月13日 東京ドーム 巨人 4:2 62:37:1 1 アッチソン 6:4 52:45:3 3
トンネルを抜けることが出来た。やはり金本である。同点で迎えた10回の表に3ランホームランを打って勝負をつけた。本当に頼りになる4番である。兄貴である。金本様々である。これで、明日からは普通の状態で戦うことが出来る。さらに、昨日で7ゲーム差が、また元に戻った。8月入ってからこれで2勝5敗。たったの3つ貯金をはたいただけである。とりあえずは、今月は悪くても五分の星でよい。とにかく連敗だけはしないことである。しても2連敗まで。逆に2連勝もあるだろうから、それでチャラである。
99 8月12日 東京ドーム 巨人 0:7 61:37:1 1 安藤 10:6 51:45:3 3
今シーズン最悪の状態で5連敗。シーズンに一度や二度はこういうこともある。残り試合を全部負けるわけではないし焦る必要はない。必ずトンネルを抜けることが出来る。それにしても、打線が最悪である。さらに渡辺など中継ぎ陣のかげりがはっきりと見える。とりあえず、オリンピック組が帰るまでの辛抱である。心配には及ばない。頑張れタイガース!!
98 8月7日 京セラドーム 広島 3:4 61:36:1 1 下柳 9:3 50:45:3 3
今シーズン最大の危機に陥った。今日も負けて今期初めての同一カード3連敗と通算4連敗である。今まで、ここまで苦闘したことはなかった。今までがあまりにも順調すぎたのであって、これが普通なのかもしれない。勝つことになれてしまい、少しいつもと違う連敗が続くとパニックになってしまう状態である。いくら強いチームでもシーズンに一度や二度はあることであり、そう深く心配する必要はないのである。心配すればするほど余計に深みに落ちていくものである。これが普通と思えばよいことであり、次の試合までの気持ちの切り替えを完了していることである。幸いオリンピックの関係で試合が4日間ほどないので気分転換する時間を得たと言うことで、まだまだ今シーズンの阪神の幸運は続いていると考えてよい。精神的なものは以上であるが、それにしても打てない。結果的に考えると、4試合前に19点も取ったのが悪かったのかもしれない。その反動が大きすぎるのである。4連敗中は、合計9点しか取っておらず、1試合2.25点である。阪神投手陣の防御率は、3.02であるから4連敗するのは、数字面からも納得できる。打撃陣の奮起を待つしかない。5日後の第1試合目が、今シーズン最大の試金石となるであろう。頑張って欲しい。油断は禁物であるがまだ2位との差は、8ゲームもある。焦る必要は何もない。
97 8月6日 京セラドーム 広島 2:5 61:35:1 1 リーソップ 0:1 50:44:3 3
打線もさえず、投手陣特にリリーフ陣もさえず今期2度目の3連敗。さらに岡田監督の継投ミスもあった。未知数のリーソップを信頼しすぎたようなところがある。同点でリーソップを出し、ホームランで1点勝ち越され、次の回に1塁、3塁で左バッターを迎えたときに左投手を何故出さなかったのか理解出来ない。ここが岡田監督のミスである。前半戦の調子のよいときならば、必ず左投手を送っていたはずである。リーソップは、球は確かに速いが単調である。変化球も少ない。必然的に的が絞りやすくなり打たれるという図式が出来る。来日して3試合くらいしか投げていないので評価を出来る段階でないかもしれないが、おそらくあまり信用することは出来ないであろう。明日は、必ず勝たねばならない。明日も負けると今期初の4連敗となり、まだまだ2位とのゲーム差は大きいが気分的に追い込まれてしまう。明日の試合が終わると4日間くらいオリンピック関係で試合があくので投手総動員で必勝を期すべきである。それから、とうとう我慢強い岡田監督も久保田の2軍行きを決断した。むしろ遅いくらいの決断である。久保田は、2軍で調整して早いうちに1軍に雄志を見せて欲しいものである。(今日阪神は負けたものの、2位の巨人も負けておりゲーム差が縮まっていない。さらに、中日もかろうじて引き分けており、幸い阪神に付き合いをしているも同然の状態である。)
96 8月5日 京セラドーム 広島 1:6 61:34:1 1 岩田 6:7 49:44:3 3
今日の敗因は、背信男の久保田である。またまた、久保田劇場を展開してしまった。6回に金本のソロホームランで1点差に追い上げて、さあこれからというところで久保田が登場。久保田劇場の開始。ノーアウトからヒットを打たれたまでは許せるが、その後、四球と死球で満塁。その後、あっさり2点タイムリーを打たれ、さらに1アウト後、また2タイムリーを打たれ勝負が決まったようなものである。何回こういうことを繰り返すのであろうか。また、岡田監督も4点を取れれる間で交代させなかった。どうも納得できない。何回も久保田には、水をさされているのに岡田監督は久保田を代えない。確かに登板数も多く、それなりに久保田は活躍していると思うが、こうたびたび背信されては、志気にも影響大である。ひょっとすると、使いすぎで疲れているのかもしれない。久保田の登板場所を考え直すときが来たかもしれない。それから、今日の敗因のもう一つは貧打である。一昨日19点も取って、その反動が来ているがごとくの貧打である。明日は、是が非でも勝つ必要がある。岡田監督よ、久保田を使う場面を再考しろ!!
95 8月4日 横浜 横浜 3:6 61:33:1 1 金村 0:2 49:44:2 3
野球は投手次第と言うことが見事に実証された。今日の相手は天敵の三浦。見事に抑えられてしまった。1回に昨日の余韻を残すがごとく関本が3ランホームランを打って今日も大勝かと思わせたが、そうは甘くない。その回以降見事に三浦に抑えたれて結局終わってみれば1回の3点のみのていたらくであった。昨日言ったことがズバリ的中。2回からは、三浦の前に手も足もでないいつもの調子に変わってしまった。さらに、金村は、1回に3点も貰っておきながら、勝利投手の権利のかかる5回に大逆転されてしまい、移籍後の初勝利を自ら逃してしまった。はやく1勝をあげさせたい。
94 8月3日 横浜 横浜 19:2 61:32:1 1 安藤 10:5 48:44:2 3
打線が大爆発で今期最多得点、最多安打の19:2で大勝。後半戦を幸先よくスタートした。19点というのは、打ちすぎである。明日の試合に持ち越しておきたいくらいである。こんなゲームは言うことなし。しかし、いくら19点を取ったからと言って、明日のゲームも同じようなゲーム展開できるとは限らない。要するに相手投手次第と言うことである。好投手にかかれば好調打線もいちころである。
93 7月29日 神宮 ヤクルト 4:3 60:32:1 1 ボーグルソン 3:2 48:43:2 3
昨日のリベンジを果たして、昨日とは逆の4:3で勝ち。雨も味方して8回降雨コールドゲームになった。これで、今月の厳しい9連戦と5連戦を戦い抜き7勝7敗の五分の納めることが出来たのは上出来である。通算の7月の成績は、16勝9敗で7つの勝ち越し。7月に入ってから7連勝したのが勝ち越し数となった。本当に上出来で言うことなし。次の試合は、オールスターゲームが入るので8月3日からで、選手にとってはよい休養になる。残り試合は、51試合。最低でも五分の星を残せば優勝は可能であろう。しかし、クライマックスシリーズもあることだし、五分の星などと考えずに、とにかく一戦一戦必死に戦って欲しい。
92 7月28日 神宮 ヤクルト 3:4 59:32:1 1 久保田 5:3 47:43:2 3
どうもヤクルトにはシーズン当初から分が悪い。悪いと言っても大幅に負け越しているわけではなく、今日始めた負け越しただけなのであるが、今シーズン、セリーグの球団から初めての通算負け越しである。最初からヤクルトとの対戦は気を付けなければと予想していたのであるが、それが現実になってきた。ヤクルト投手陣との相性が良くないようである。1チームでも苦手チームを作っては駄目である。まあ、まだ一つだけの負け越しであるから苦手とはいえないものの、今後特に注意しなければならない。それにしてもまた久保田である。久保田が出てきて勝ち越し点を許した。しかし、久保田だけの責任ではなく、バルディリスのエラーがきっかけになったものである。昨日の負けもエラーがきっかけになったのである。エラーや四球からの破綻はダメージが大きい。守りをもう一度引き締め直さねばならないであろう。
91 7月27日 甲子園 中日 4:6 59:31:1 1 渡辺 5:2 46:43:2 3
昨日、一昨日のヒーロー関本が、今日はアンチヒーローになってしまった。6回に大量6点を奪われ逆転されたが、そのきっかけを作るエラーをしてしまった。5回まで0点に抑え勝利投手の権利を残して交代した金村の初勝利は消えてしまった。代わった渡辺の調子が悪かったのも敗因。さらに、結果論であるものの70球しか投げていない好投の金村から渡辺に交代させた岡田監督の継投ミスもある。大量点のきっかけを作った関本は、その裏の攻撃で3ランを放ち、相変わらず打撃の好調さを示したものの、6点は大きすぎた。まあ、長いシーズンこういうこともあろう。それにしても、巨人が俄然調子を上げてきてヤクルトに3連勝している。多少不気味であるものの、それでもまだ9.5ゲーム差あるので心配には及ばない。
90 7月26日 甲子園 中日 2:0 59:30:1 1 下柳 9:2 45:43:2 3
下柳の好投と連日の関本の活躍で2連勝。苦手の中田を関本の2点三塁打だけで攻略した。これで今シーズンの中日との勝敗で早くも勝ち越しが決定した。今シーズンは、いつも苦しめられている中日が中日銀行となり阪神タイガース首位独走の一番の貢献チームとなっている。流れというものは、恐ろしいものである。また、シーズンが代われば逆のことだって考えられるので、来シーズンのことを言うのは早すぎるものの勝負事というのはそんなものなのである。
89 7月25日 甲子園 中日 7:1 58:30:1 1 安藤 9:5 44:43:2 4
安藤が久しぶりの完投勝利。リリーフ陣を休ませることが出来た。たまには、先発投手が完投してリリーフ陣を休ませてやらなければならない。結果的には完勝である。相手のエース川上を打っての勝利は、中日に与えるダメージは大きいと思う。関本が実に調子がよい。今日は満塁ホームランを含む5打点の活躍。来期は、大いに給料がアップするのではないか。継続して活躍して欲しいものである。ライバルの中日は、完全に優勝戦線から脱落と言っていいであろう。その代わり、巨人が調子を上げてきた。しかし、阪神の絶対的優位は、微動だにしない勢いである。
88 7月23日 甲子園 巨人 0:5 57:30:1 1 ボーグルソン 2:2 44:42:2 4
完敗である。5回まではボーグルソンが好投して、巨人グライシンガーとの投手戦であったものの、6回急に崩れて一挙に4点も取られてしまった。それまでが1安打しか許さず三振もかなり取っていたのに急に崩れるから手の打ちようがない。さらに打線もグライシンガーに沈黙してしまった。結果的に完敗である。この9連戦は、4勝5敗と1つの負け越しであるが、1つくらいは良しとしよう。明後日から中日、ヤクルトと5連戦。これは悪くとも3勝2敗くらいで乗り切って欲しい。これを乗り切れば少しは、楽になるであろう。
87 7月22日 甲子園 巨人 7:4 57:29:1 1 江草 3:1 43:42:2 4
先発上園の乱調を打線が助けた試合であった。2回で4:0で負けていたものの、相手のエラーにも助けられて4回、5回でひっくり返した。3回から先発の上園に代わり、阿部、江草、渡辺、久保田、ウイリアムス、藤川とリレーし、相手を2安打0点に抑える見事は投手リレーであった。打撃陣の頑張りもさることながら、リリーフ陣もそれ以上に見事な働きをした。これで9連戦の8試合まで終わり、4勝4敗の五分の星。明日も勝って、勝ち越しすれば本当に言うことなしの出来映えである。この日で早速とマジック46が点灯した。セリーグでは、2003年の阪神に次ぐ早い記録である。他チームが全勝したとしても、残り57試合で46勝11敗で優勝が決まる。しかし、46勝という数字は大きすぎて全く気にするところではない。
86 7月21日 甲子園 巨人 1:3 56:29:1 1 岩田 6:6 42:42:2 4
相手をなめたのか、意外な伏兵鶴岡に決勝2ランホームランを打たれて負けた。結果的には、相手の木佐貫を打てなかったのが最大の敗因であろう。しかし、横浜から巨人に移籍した横浜時代から全く打っていない鶴岡に打たれるとは油断以外の何者でもない。これで2連敗。明日から、気を引き締めなおして戦う必要がある。
85 7月20日 ナゴヤドーム 中日 6:7 56:28:1 1 金村 0:1 42:41:2 4
ダイビングに行っていたため観戦できなかった。しかし、ニュースなどを見ると負けはしたものの、今年の阪神の粘り強さを証明したような試合内容だった。7:2で負けていたが、9回に後1点差と迫る4点をあげて、尚もランナーを残していたが、超高い買い物駄目外人フォードがあえなく凡退してゲームセット。まあ、そこまで楽しませて貰ったから良しとしよう。しかし、先発金村の乱調は、気になるところ。ぼんぼんホームランを打たれていた。
84 7月19日 ナゴヤドーム 中日 7:2 56:27:1 1 安藤 8:5 41:41:2 4
久しぶりにたくさん点を取った。1点を先制されたが3回に鳥谷の逆転3ランホームランで勝ち越し。その後は、投手陣の頑張りもあり点を許さなかった。6回に中日を首になって阪神に採用された高橋光信が恩返しとばかりに2ランホームランを打ち試合を決定づけた。8回にも2点を取りJFKの登板も必要なく、渡辺、江草で完璧に抑えた。結果的には快勝であった。それにしても、あれだけ強かった中日の面影は全くなく怖さも感じない。この調子で行けば明日も勝てるようなムードである。しかし、油断は大敵。勝負事は終わってみなければ何とも言えない部分ある。これで、貯金は今期最高を更新し29となり30の大台まで1となった。
83 7月18日 ナゴヤドーム 中日 2:1 55:27:1 1 ウイリアムス 4:3 40:41:2 4
今日は、金本、矢野、下柳の40歳トリオで勝ったようなものである。下柳が7回を1失点の好投。金本が同点のソロホームラン。矢野が勝ち越しのタイムリー。本当にこのトリオは阪神タイガースの屋台骨である。歳は取っているが元気いっぱいでチームを引っ張っている。若い者は見習わなければならない。相手投手は、川上で打てないのは判るが、ここのところ実に打線がしめっている。今日は、最終回に相手の守護神岩瀬から4安打を放ちやっと10安打にしたが、いずれにしろ打線がもう少し奮起しなければならない。まあ、勝ったので贅沢を言えないが、打線が奮起して投手陣を助けなければならない。
82 7月17日 甲子園 ヤクルト 0:3 54:27:1 1 久保田 5:2 39:41:2 4
今シーズンもっとも腹立たしい負け方の一つである。というよるワーストかもしれない。大背信者は久保田である。8回まで0:0できて、8回に続いて9回も続投した久保田であるが、最初のバッターに四球を与え、バンドで2塁へ送られた。とにかく最初のバッターをただで塁に出すのは大きな罪である。さらにその後がまた悪い。再び警戒してか四球。そして、その後ダブルスチールを許す。そして、次の打者も四球。そこで相手はスクイズをしてきたが、投球がワンバウンドでキャッチャーがはじき1点を取られてしまった。完全に久保田の独り相撲である。ここまでヤクルトは、ヒットを1本も打っていない。さらに悪いのが、次の打者をピッチャーゴロに打ち取ったものの、本塁へ悪送球してさらに2点を取られてしまい3:0となってしまった。これでほぼ勝負あった。ヤクルトは、久保田のおかげでヒットなしで3点も取ったのである。これを久保田の大背信と言う意外表現のしようがない。それまでは、ボーグルソンが好投し0点に抑えてきた。まあ、打つ方も相手の石川に完全に抑えられ、その辺の責任もあると思うが、それにもまして久保田が悪い。はらわたが煮えくりかえるくらいである。こんな後味の悪い試合をしては駄目である。いっぺんにチームのムードも崩れてしまう。JFKのKを取ってしまうべきである。そして、渡辺を久保田の代わりに持っていくべきである。JFWにすべし。久保田には、今まで何回こんな後味の悪い試合を味わされたことか。とにかく今日の試合はワーストゲーム。いくら独走状態でもこの試合の負け方は大きい。志気にも影響が大きい。岡田監督は、久保田を何らかの処分にすべきである。格を落とすことである。
81 7月16日 甲子園 ヤクルト 2:0 54:26:1 1 上園 4:0 38:41:2 4
昨日のリベンジを果たした。上園が好投。ウイリアムス、藤川とつなぎヤクルトを完封した。しかし、打線は相変わらず不調というのか相手投手がいいのか打てない。しかし、投手が頑張れば勝てるのである。今日から新井が欠場した。腰痛らしい。9連戦で2つが終了したが、後7連戦となる。新井の欠場は痛いが、今のところ貯金が28もあるので、じっくりなおして貰って万全な状態で戻ってきて欲しいと思う。とりあえずは、ベンチに入っているものの無理して出場する必要はない。
80 7月15日 倉敷マスカット ヤクルト 0:6 53:26:1 1 岩田 6:5 37:41:2 4
負け越しはしていないが、どうも今シーズンはヤクルトに手を焼いているようである。今日負けて五分の星になった。ヤクルトとの対戦は、後半分残っているが苦手とならないように、今後十分気を引き締めて戦う必要がある。今日のヤクルトの投手は、川島で従来から苦手としてきた投手である。ヤクルトは、投手陣がここのところ充実してきているのでとにかく要注意である。今日の負け方は、完封負けで完敗であるから、あっさりした負け方で後に残らないと思う。連敗しないよう明日頑張らなければならない。今日の敗因は、先発の岩田が1,2回で6点も取られてしまったことにつきる。
79 7月13日 甲子園 広島 5:2 53:25:1 1 久保田 5:1 36:41:2 4
今日も投手戦。この3連戦は、広島の先発投手すべてに苦しめられている。今日は今シーズン絶好調の高橋建。7回まで2点に抑えられた。ただ、阪神投手陣も頑張っており8回表まで同点であった。8回の裏は、結果的に岡田監督の奇襲作戦が功を奏した。何と金本が四球で出塁し、普通なら盗塁など考えられないところであるが、その金本に盗塁のサインを出しまんまと成功させたのである。その後、桧山は凡退したが、次の鳥谷を広島は敬遠し次の葛城で勝負に出た。結果、葛城がタイムリー3塁打を放ち、ヒーローインタビューで雄叫びをあげる結果となった。この3連戦広島に苦しめられたが、結局2勝1敗での勝ち越しは、上出来である。
78 7月12日 甲子園 広島 0:1 52:25:1 1 安藤 7:5 36:40:2 4
広島投手陣が阪神の目先を変えるためか初対戦ばかりの投手を送り込んでくる。今日も昨日に続きその作戦に翻弄されて完封負けを喫した。先発は、今までリリーフばかりであったゴズロースキーという聞いたことのない投手を先発に起用してまんまとその作戦があったった。逆に阪神は、その作戦にはめられた感じである。先発の安藤も7回を1点に抑えたのであるから全く責任はない。ただ、敗因は広島投手陣の前に阪神打線が沈黙しただけの話である。負け方としては、仕方ない負け方である。明日頑張ればよい。
77 7月11日 甲子園 広島 2:1 52:24:1 1 江草 2:1 36:39:2 4
久しぶりの先発であるボーグルソンが意外に好投した。6回を1点に抑えた。しかし、打線も相手新鋭投手である前田建に抑え込まれ7回にやっと同点に追いき、延長戦にもつれ込んだ。相手も好投手から先に出していったことから、後に来るほど質が落ちてくるのに対して、阪神は豊富なリリーフ陣で優位に立てることは明らかであった。しかし、チャンスはあるもののタイムリーが出ず、やっと11回裏に関本のサヨナラ安打で勝負を付けた。前々試合を見に行ったについで、この試合もチケットが入り現場で応援。残念ながら、帰りの電車の都合でサヨナラ勝ちするところを見ることが出来なかった。久しぶりに同じ週に2回も見に行き、それも2連勝とはうれしい限りである。懸念された連敗はなく、これで明日からの試合も調子を大きく落とすことなく進めていくことが出来るであろう。
76 7月10日 甲子園 巨人 3:8 51:24:1 1 下柳 8:2 35:39:2 4
連勝は7で止まった。下柳の調子がすべてであったかもしれない。1回に3点も取られたのが致命傷であった。相手投手は苦手の内海。案の定押さえ込まれた。しかし、最終的にヒットは、10本打っているので打撃陣は好調が続いていると言えるが、ただタイムリーが出なかったいうことである。まあ、戦った試合に全部勝てるわけないので、この辺で連勝打ち切りもいいところであろう。ただ、明日からの試合で反動だけには気を付けなければならない。残念なことがある。調子の出てきた林が、また怪我をして登録を抹消されてしまった。当たりも出てきて、これで5番も定着かと思い安堵していた矢先の出来事である。たぶん、また5番に苦労するであろう。葛城当たりの奮起を期待したい。
75 7月8日 甲子園 巨人 5:3 51:23:1 1 岩田 6:4 34:39:2 4
5年ぶりくらいに甲子園球場に行き観戦し応援した。その甲斐あって何とかかった。8回裏まで快勝ムードであったが、抑えの藤川が大不振で2点を許したうえに、さらに2アウト満塁まで攻められ、あっぷあっぷの状態であったが、最後は何とかアウトに取り5:3で勝った。先発の岩田は、久しぶりの勝利。6回まで1点に抑える好投を見せた。これでまた吹っ切れて次回もいいピッチングをしてくれるであろう。今日から平野も復帰した。しかし、心配なのはなぜか判らないが、調子の出てきた林が突然交代したこと。せっかく今日も先制の2塁打を1回に打って、気をはいていたがどうしたのであろうか。2位とのゲーム差はとうとう12.5ゲームとなり、早々と独走状態という言葉が、現実味を帯びてきた。
74 7月6日 横浜 横浜 8:7 50:23:1 1 ウイリアムス 3:3 33:39:2 4
辛勝であったものの、とにかく今の阪神タイガースは強い。本当に強い。神懸かりである。今日の勝利も信じられないような勝ち方である。4:2でリードして6回から万全のリリーフ陣で逃げ切ろうとしたが、最初の渡辺が同点に追いつかれ、さらに8回裏には、決定的と思われる3点をウイリアムスが奪われて勝負合ったかと思われた。しかしである。9回の表に矢野のヒットに始まり、2アウトから関本、新井の連続2塁打で1点差として、さらにこれが極めつけ。金本の逆転2ランホームランが飛び出してついに逆転した。まさに奇跡的な勝利である。相手の投手は、横浜の守護神寺原であるが、調子も良くなかったのであろうが、驚異の粘りで勝ったことは、奇跡の部分もあるかもしれないが十分に実力もあることの証である。負けたと思った試合を勝ったのであるから、喜びもひとしおであるが、自慢の救援陣打たれたことについて非常に懸念されることである。今日のような試合は、何年に1回かの試合であり、そうそうある試合ではない。救援陣に疲れが来ているのは明らかであり、先発と打撃陣が頑張って、多少の休養を救援陣に与えなければならない。今日も中日が負けて11.5ゲーム差になった。とにかく強い。しかし油断大敵である。奇跡の勝利に酔いしれてばかりはいられない。今日の試合は、途中でチャンスが何度もあったのであるが、ダブルプレーで逃したりしており、油断から来たものと思われる。その油断がなかったら、今日の試合はもっと楽に勝てていたと思われる。
73 7月5日 横浜 横浜 9:4 49:23:1 1 安藤 7:4 32:39:2 4
安藤が戻ってきた。味方打線の奮起で楽な内容で投げることが出来たようで5回を0点に抑えて久しぶりの勝利投手となった。あと4回は、阿部、太陽のリレーで点を4点取られたのは余分であるが、大量点差があり、阪神の余裕といえる。阿部、太陽にしろ、ここで完璧に抑えて首脳陣の信頼を勝ち取るチャンスであったが、阿部はまずまずであったのもの、太陽は課題が大きく残る投球であった。話にならない内容ではないものの、最初から至急を出したりするところが大いに問題なのである。せっかくのチャンスなのに、もったいない話である。これで、首脳陣の信頼はあまりないということになる。敗戦処理か、今日のような大量点差の試合しか投げさせて貰えないであろう。しかし、こんなことかけるのは、一にも二にも阪神の余裕である。今日は、中日が巨人に負けたので、ゲーム差がとうとう2桁に乗り10.5ゲーム差になった。まだ、ちょうど半分くらいのところで独走という言葉は早いが、ここまで差が開くとその言葉にも真実みが増してくる。さあ、明日も勝って6連勝と行こう。
72 7月4日 横浜 横浜 7:0 48:23:1 1 下柳 8:1 32:38:2 4
下柳の好投で快勝。終盤には、だめ押しの5点を取り、JFKを温存させることが出来た。最下位横浜との対戦で、その力の差が歴然とあるような試合内容であり、楽勝であった。ここでJFKを休ませることが出来たのは大きい。これで貯金が25。どんどん貯金が増えいてくる。僕の貯金も阪神タイガースのようにどんどん増えてくれればいいのであるが、夢のまた夢である。(笑)
71 7月3日 甲子園 中日 4:1 47:23:1 1 渡辺 5:1 31:38:2 4
待っていた日本ハムから移籍の金村が初登板を果たした。結果は、6回を1点に抑え合格点である。勝ち投手にこそならなかったが、今日の調子を持続できれば早々に初勝利があげることが出来ると思う。暗雲が立ちこめていた先発投手陣に少しだけ光明が差したような気がする。勝負は、思惑通りに中日に三連勝する結果となった。言うことなしである。序盤戦は、ヒットを多く打ちながら決定打が出ず後半にもつれ込んだが、8回に矢野のタイムリーなどで勝ち越し、最終回は藤川が、少し危なかったものの0点に抑えて勝った。これで、今期最多の貯金24で、2位中日とのゲーム差も9.5になり、現状を言えば独走態勢になっている。しかし、まだ半分もきていないので、まだまだこれから先、波は何回もあると思う。油断大敵である。
70 7月2日 甲子園 中日 4:3 46:23:1 1 藤川 3:1 31:37:2 4
岩田は、このところ勝ち星に恵まれない。今日も勝利投手の権利を得ながら5回で降板。後の投手が同点にされたため勝利投手になれなかった。開幕当初より調子は落ちているものの、昨日のアッチソンのような不細工なことはしていないので、今は彼にとって我慢の時期である。そのうちにきっと勝てる日が来る。3:3の同点で迎えた9回の裏に葛城のサヨナラ2塁打で決着。ここに来て、昨日書いたような先発投手に不安は残るが、やはり強いのであろう。何だかんだ言いながら勝っている。逆に中日は、けが人が多くチーム状態はよくないようである。明日も勝って一挙に9.5ゲーム差とするべきであろう。これで今期最高の23の貯金。必ず貯金を使わなければならない苦しい時期もくるので、せいぜい貯金を貯めておくべきである。去年今頃は、6の借金があった。その差29であり、今年の阪神の素晴らしさが判るというものである。
69 7月1日 甲子園 中日 8:3 45:23:1 1 渡辺 4:1 31:36:2 4
勝ちはしたものの何だか先行き不安がいっぱいである。問題なのが先発投手。今日のアッチソンは、半ば先発失格である。点を取って貰っても5回ももたないのである。以前から不安視していたが、今日の試合を見て、これは駄目であると判断した。こうなってくると先発投手の駒不足を露呈することになる。明後日から日本ハムから移籍の金村が一軍登録される予定であるが、この金村もの日本ハム時代並に活躍できるかどうか未知数である。そうなってくると実につまらない怪我をした福原の復活が待ち望まれる。それから安藤と杉山はどうなっているのだろうか。この二人の復活も待ち遠しい。外人投手では、ボーグルソンがいるが、これも期待は出来ない。後半戦の先発投手での鍵を握るのは、福原、安藤、杉山の3人であると思う。彼らの復活がなければ22の貯金も危ういものになる。今日の試合は、苦手中田の乱丁もあり、井端の故障による守備面でも阪神に有利に動いた。阪神も不安材料が多いが、中日もそれ以上に多そうである。明日、明後日と中日を連破して当面の戦意を消失させることが後半戦に向けての布石である。
68 6月29日 秋田 ヤクルト 4:9 44:23:1 1 ウイリアムス 2:3 30:36:2 4
自慢のリリーフ陣であるはずが大誤算の結果となった。まず、渡辺が打たれて同点に追いつかれ、次の回にウイリアムスが1点勝ち越され、さらに次の回に何と久保田が4点も取られて終わってみれば4:9の大敗。まあ、こんなこともあるが、勝ちパターンが完全に崩れてしまったことになる。もう一つの敗戦要因が、再三のチャンスがありながら、後1本タイムリーが出なかったことにある。タラレバではないが、タイムリーが出て追加点を取っていたならばこんな無様な負け方をしなかったであろう。JFKとて人間なので、100%リリーフが成功するはずないので、今日の敗戦は仕方のないことであろう。
67 6月28日 秋田 ヤクルト 7:2 44:22:1 1 下柳 7:1 29:36:2 4
投打ともにかみ合って楽勝であった。下柳の安定したピッチングと打線も早い回から点を取り、さらに終盤でもだめ押しのだめ押し点を入れるなど全く危なげない勝ち方であった。交流戦後の幸先よいスタートを切った。これで貯金も22となり、今シーズン最多タイとなった。明日の先発は、たぶん岩田であろうが、ここのところ多少調子が落ちており、勝ち星からも遠ざかっているので何とか勝って欲しいものである。
66 6月22日 甲子園 日本ハム 5:3 43:22:1 1 アッチソン 5:4 28:36:1 4
どうにか土俵際で踏ん張り、ソフトバンクと巨人の試合の結果を待っての交流戦優勝への望みが残ったものの、終わってみれば、ソフトバンクと巨人の戦いも勝負がつき阪神の交流戦優勝の夢が消えた。今日は、昨日と逆で阪神の完勝であったが、8回にウイリアムスが2点を取られ1点差に追いつめられたが、その裏に1点を返して、9回は万全の藤川で逃げ切った。今日の勝利の立役者は、2本塁打で3打点の活躍の金本である。金本は、この交流戦は絶好調で打率は、3割4分近くまで上がっている。阪神が優勝しておれば、金本が最高殊勲選手になったであろう。やはり、金本は夏場に強い男である。交流戦は、今日で終わったが、15勝9敗で同率首位であるが、昨年の順位下位でソフトバンクに優勝をさらわれた。6つも貯金を増やし、昨年とは大違いの好成績であった。後半戦へ向けてこの調子を続けてほしいが、どうも先発投手陣に赤信号が灯っているようだ。さらに、久保田、ウイリアムスも調子がよくなさそうである。現在の貯金は21であるが、貯金を殖やさなくても最悪でも貯金を減らさないよう終盤まで持っていけば、軽く優勝は出来るであろう。とにかく、油断大敵の気持ちで後半戦を戦ってほしい。
65 6月21日 甲子園 日本ハム 0:4 42:22:1 1 岩田 5:4 28:35:1 4
交流戦優勝が目前に迫ってきてのゲームでの完敗は痛い。打撃陣が完全に相手投手に抑えられ完封負け。さらに、投手陣の方は、7回にでた久保田がまたもや背信で2点を取られゲームは決まってしまった。これで交流戦自力優勝の夢は消えて、ほぼ95%の確率で優勝は出来ないであろう。
64 6月18日 甲子園 楽天 8:1 42:21:1 1 上園 3:0 28:34:1 4
3連敗から昨日の勝利で完全に元に戻ったような試合で終わってみれば8:1の大勝。上園も6回まで投げて1点に抑える好投。昨日に続き関本が、3打点の活躍。昨日の活躍とは、対照的な活躍の仕方であった。これで、交流戦で首位に立った。あと日本ハムとの2試合を残すだけで、その2試合に連勝すれば優勝である。とにかく、好不調はあるものの、シーズン始まってここまで順調そのものである。この調子が最後まで続いてくれればいいのであるが、そんなに甘くないであろう。
63 6月17日 甲子園 楽天 5:3 41:21:1 1 ウイリアムス 2:2 27:34:2 4
もっとも恐れていた4連敗を免れた。その最大のヒーローが、代打の高橋光信と桧山である。高橋光信の2塁打で逆転した。試合は、シーソーゲームであったが、同点にした次の回にウイリアムスが打たれて勝ち越された。しかし、その裏に逆転したものである。先発の下柳は、まあまあであった。しかし、ここにきて、先発投手はもちろん、リリーフ投手も不安定さが目立ってきた感じである。快調に飛ばしてきた弊害がでているものと思う。その最悪の状態を何とかしのいでいる感じである。しかし、また上向きの時がくるので、今我慢できれば、また登り調子になるので、独走という言葉が現実を帯びてくるようになるであろう。当面は、交流戦初優勝を目指して、後3試合を全力でがんばってほしい。
62 6月15日 千葉マリン ロッテ 9:10 40:21:1 1 渡辺 3:1 26:34:2 4
プロ入り初登板の鶴が先発したものの、1アウトもとれずに降板。実に昨日に続きまたもや初回に6点も取られてしまった。しかし、今日のタイガースの打線はよく頑張った。9回にとうとう9:9の同点に追いつき、あわやと思わせたが、信頼の渡辺が打たれてしまいサヨナラ負けをしてしまった。打線は文句ないが、昨日に続き投手陣の背任である。さらに、未知数の鶴を使った首脳陣も相手をなめてかかったのかもしれない。これで、今期初の三連敗である。今期は、今まで出来過ぎなのかもしれないが、三連敗は初めての大きな危機である。今までが調子がよかったので、その反動でどん底に陥る可能性だってある。問題は、あさっての楽天との勝負である。負ければずるずるいく可能性もある。そうならないように、絶体絶命の意識を持って、あさっての試合に必勝を期してほしい。
61 6月14日 千葉マリン ロッテ 6:10 40:20:1 1 アッチソン 4:4 26:34:1 4
やっぱりアッチソンは不安定である。けがから復帰して調子が戻ったかに見えたが、やっぱりメッキははげたままであった。この後、そうは期待できない。何しろ1回に6点も取られたら戦意を喪失してしまう。今日は、完全に投手の責任である。これで交流戦初の2連敗である。ここへきて先発投手陣が苦しくなってきた。確認できていないのであるが、安藤はけがをしているのであろうか。順番がきても登板がない。早々の先発投手陣の立て直しが必要でであろう。
60 6月12日 西武ドーム 西武 3:6 40:19:1 1 岩田 5:3 25:34:1 4
連勝がずっと続くものではない。昨日までの6連勝でストップ。しかし、西武との2連戦は1勝1敗で負け越しなし。今日の敗戦は、痛くなくはなくはないが、致し方のない負けであろう。完全に相手のエース涌井にやられてしまった。岩田は、このところ2連敗で少し調子が落ちているかもしれないが、そんなに極端に落ちているわけではなく打線との絡みが悪いだけ。打線がバックアップしてやれば、そう悲観するものではない。さらに相手投手との組み合わせの不運もあると思う。次の試合に頑張って欲しい。
59 6月11日 西武ドーム 西武 6:4 40:18:1 1 上薗 2:0 25:33:1 4
両リーグを通じて40勝一番乗り。さらに、今日負けた中日8.5ゲーム差まで広がった。阪神タイガースファンとしては、言うこと無し。完璧である。とりあえず今のところはであるが。今日のゲームは、打線が頑張った試合である。6点取ればおんの字。阪神の防御率は、今のところ2.88であるから3点取れば勝てるのである。最近特に際だつのが、代打での桧山の活躍である。今日も、代打桧山の三塁打で駄目押し点をとったわけである。八木が在籍している時は、「神様、仏様、八木様」と言われたのであるが、ここへ来ての桧山の活躍は、まさに神様、仏様である。「神様、仏様、桧山様」と呼ばせて貰おうじゃありませんか。ここへ来て6連勝で交流戦での成績も首位に立った。しかし、勝負事は最後まで判らないので、ペナントレースが終わるまで、勝って兜の緒を締めよの精神で最後まで頑張って欲しい。最後まで半分以上あるが、とにかく油断大敵。頑張ろう!!阪神タイガース!!
58 6月9日 甲子園 オリックス 4:1 39:18:1 1 下柳 6:1 25:32:1 4
前回楽天にノックアウトされた下柳であるが、見事に修正してきており好投した。これで貯金は実に21で2位中日との差も昨日から7.5差になっており、まだまだ気は早いが独走態勢の気配がしてきた。
57 6月8日 甲子園 オリックス 4:3 38:18:1 1 渡辺 3:0 25:31:1 4
途中まで好投のアッチソンであったが、6回一挙に崩れて逆転されてしまった。しかし、多少苦戦はしたものの、後の投手の格の違いを見せて、またもや逆転し、そのまま逃げ切った。
56 6月7日 甲子園 ソフトバンク 3:2 37:18:1 1 藤川 2:1 24:31:1 4
苦手の杉内に抑えられて敗勢濃厚であったものの、何とか粘って逆転勝ちした。これも我慢強く投手が踏ん張っていたからこそである。先発の能見は2回であっさり逆転されたものの、阪神タイガースの誇るリリーフ陣が、その後1点も許さず勝ちに導いた。
55 6月6日 甲子園 ソフトバンク 5:2 36:18:1 1 久保田 4:1 24:30:1 5
(沖縄滞在中で観戦記書けず。)
54 6月4日 Kスタ宮城 楽天 5:2 35:18:1 1 上薗 1:0 23:30:1 5
(沖縄滞在中で観戦記書けず。)
53 6月3日 Kスタ宮城 楽天 4:11 34:18:1 1 下柳 5:1 23:29:1 4
(沖縄滞在中で観戦記書けず。)
52 6月1日 札幌ドーム 日本ハム 5:4 34:17:1 1 久保田 3:1 22:29:1 4
途中まで楽な展開であったものの途中で同点に追いつかれ延長戦で何とかケリをつけた試合である。延長戦で2点リードしたが、藤川が絶不調で四死球の連発で危機一髪であったが、何とか踏ん張って逃げ切った。
51 5月31日 札幌ドーム 日本ハム 1:2 33:17:1 1 岩田 5:2 22:28:1 5
今日の試合も、野球は投手力が最も勝負に影響を与えることを実証。相手投手から新井のホームランの1点しか取れず、点差こそ1点であったが、完敗であった。敗戦投手の岩田は全く悪くない。非常に安定したピッチングを続けており、敗戦投手になったのは、単なる巡り合わせの問題だけである。しかも、決勝点を取られてのは、味方のエラーからである。とにかく野球は投手力である。それにしても、阪神の交流戦での戦いは、2連勝した西武戦を除きすべて1試合目は負けている。ソフトバンク戦を除いて、それもすべて惜敗なのである。だから、2戦目は必死の戦いとなっている。交流戦は、2連戦なので1戦目を負けると2連敗の可能性が出てきて、2つもの負け越しを作ってしまうのである。明日は頑張って欲しい。
50 5月29日 甲子園 ロッテ 8:4 33:16:1 1 安藤 6:4 22:27:1 5
安藤は、初回から2点を取られたり、あまり調子がよいとは言えなかったものの、安藤自らが打ったヒットから始まり、2アウトから5点を取ったのが大きかった。終盤はJFKが機能して連敗を免れた。今日から林が帰ってきて、いきなり2塁打を打った。阪神にとって非常に明るい材料である。2位の中日の調子が悪く、今日も負けていたのでゲーム差が5.5に開いた。良い傾向である。この交流戦は、悪くとも五分の勝率でも十分である。貯金を崩しさえしなければ交流戦後も有利に戦える。
49 5月28日 甲子園 ロッテ 4:5 32:16:1 1 江草 1:1 21:27:1 5
3回まで4:0でリードしており、楽勝かと思われたが、ボーグルソンの不振で5回で同点に追いつかれた。リリーフした江草も打たれてあっさり逆転されてしまった。一方打撃陣も2番手の久保を打てず、その後の投手にも抑えられ負けてしまった。今日の責任は、ボーグルソンとボーグルソンの勝ち投手の権利を確保させたいが為に温情をかけた岡田監督である。こんなこともあると思うが、もう少し早めに代えておれば逆転はされなかったかもしれない。1点を勝ち越された後は、抑えていたので、あの投手交代の遅れが悔やまれる。
48 5月26日 甲子園 西武 2:1 32:15:1 1 渡辺 2:0 20:27:1 5
金本のサヨナラヒットで延長戦を制した。先発の下柳も好投。リリーフ投手陣も無失点に抑えて粘り勝ったという感じ。延長の9回、10回とチャンスがあったもののタイムリーが出なかった。やっと11回で勝負をつけた。これで西武に2連勝して、さらに貯金も今期最大の17となった。交流戦もこれで4勝2敗と2つ勝ち越した。極めて順調である。
47 5月25日 甲子園 西武 5:1 31:15:1 1 久保田 2:1 20:26:1 5
ついに待ちに待った上薗が戻ってきた。今期最初のマウンドで好投。勝ち投手にこそ慣れなかったものの、その責任を見事に果たした。彼は、完全に実践向きの選手で本番にはめっぽう強いようである。2軍などでは、それほど良い出来ではなかったらしいが、1軍の試合に出てきっちり結果を出すのは大したものである。福原、アッチソン(今後はあまり期待していないが。)の穴を埋めるべく頼もしい男が帰ってきたものである。試合の方は、7回に昨日と同じく大逆転した。そして、JFKも本来の形を取り戻し完璧に抑え、阪神タイガースの勝ち方で勝つことが出来たのは大きい。これで、交流戦で1つ勝ち越した。交流戦は、最悪五分でよいと思っているので、まずまずと言って良いであろう。
46 5月24日 ヤフー ソフトバンク 5:2 30:15:1 1 ウイリアムス 1:2 20:25:1 5
赤星奮起の逆転打という見出しが相応しい。1点負けての9回の大反撃で大逆転勝ち。逆転打は、この日相手の左投手対策で赤星は先発からはずされたが、その鬱憤を晴らした感じである。岡田監督を良い意味でぎゃふんといわしたことになる。やはり、相手投手が左であろうが、1番赤星は先発からはずすべきではないことが証明されたようなものである。この勝利は大きい。9回には、相手の守護神が出てきた絶体絶命であったものの、相手投手の不振もあったのか大逆転した。昨日とは逆で苦しんだものの今日の勝ち方は、本当に良い勝ち方である。
45 5月23日 ヤフー ソフトバンク 2:7 29:15:1 1 安藤 5:4 20:24:1 5
試合を見ていないが、安藤が突如6回に乱れて大量5点を許し万事休すの試合であった模様。打線の方も相手投手大隣に1回の2点だけで沈黙してしまい完敗の試合であった。こういう完敗は、負けるのは良くないものの、後に引かない良い負け方である。
44 5月21日 スカイマーク オリックス 7:3 29:14:1 1 ボーグルソン 2:1 20:23:1 5
一旦逆転されて昨日の嫌な負け方を引きずりそうになったのを救ったのが、オリックスから移籍してきた平野の逆転3塁打であった。これは、本当に大きかった。さらにその後、駄目押しの2ランホームランを打った新井の活躍も大きかった。今日負けていると、昨日の負けを当分引きずりそうな感じであったが、幸いにして勝つことが出来たのは非常に大きい。それにしても、ボーグルソンはあまり打たれなかったものの、四死球が多く自滅してしまった感じである。しかし、勝利投手になったのは彼にツキがあるのであろう。それから、平野との交換トレードでオリックスに移籍した浜中は、チャンスに何度も回ってきたが、今日やっとヒットを打っただけで打点にはならず、平野の活躍と比べると格差が大きい。浜中には、頑張って欲しいが複雑な気持ちである。しかし、他チームとの試合で頑張ってくれればよい。
43 5月20日 大阪ドーム オリックス 3:4 28:14:1 1 ウイリアムス 0:2 19:23:1 5
交流戦最初の試合で実に嫌な負け方をしてしまった。そして、非常にショックであった。今シーズンに入ってから、こんな嫌な負け方は初めてである。普通なら完全に阪神の勝ちパターン。7回まで3:0でリードしていたのである。それをひっくり返されてしまった。それも、鉄壁を誇るリリーフ陣で負けたのである。先発の下柳は、7回ランナーを二人残したものの0点に抑えてマウンドを降りた。次の最近信頼度が非常に高い渡辺が打たれてしまって、まず1点返された。次の変わったウイリアムスが2試合続けての誤算。前試合は仕方ないものの今日の結果は、ウイリアムスの責任である。2軍から復帰して時間は経たないが、やはり調子は本調子でないとしかいいようのないようなピッチングであった。結局ウイリアムスに変わってから逆転されてしまった。こんなショックな負けはない。こんな嫌な負け方で後に尾を引かなければよいが、選手も監督もショックであったと思う。1敗は1敗なのであるが負け方が悪すぎる。また、結果論かもしれないが、阪神全体に慢心があったのかもしれない。相手を甘く見たのかもしれない。油断したのかもしれない。見ている自分も、慢心して相手を甘く見ていた。3:0の時点で完全に勝ったと思った。これが慢心である。勝負事は、いつ何時どんなことが起こるか判らないのである。楽に勝てると思う相手でも万全を期して戦い決して油断して気を抜かないことが今日の負け試合での教訓である。交流戦の最初の試合から、教訓が残る試合を経験出来たのはラッキーであったかもしれない。これで明日からの試合は、心機一転気を抜かずに頑張ることが出来るかもしれない。そうあるべきだが、ショックで尾を引くようなことになったら、今までの貯金などあっという間になくなるであろう。明日から心機一転、慢心を改めて頑張ってくれるような結果を望みたい。
42 5月18日 甲子園 ヤクルト 2:3 28:13:1 1 ウイリアムス 0:1 19:22:1 5
惜敗である。ウイリアムスが決勝のホームランを打たれて負けたのであるが、あれは仕方ない。相手に運があっただけのこと。風が相手の味方をしただけのこと。ウイリアムスを責めれらない。ホームランバッターでもない福地がうまく打ち、運良く風に乗っただけのこと。やっぱりヤクルト投手陣は、侮れない。先発も粒が揃って安定しているし、リリーフ陣も勝利の方程式が出来ている。20日から交流戦が始まるが、それが終わった後のヤクルトは本当に要注意である。それから、杉山は点こそそれほど取られていないが、四球をだしたおして、チーム全体のリズムを狂わせている。もっとしっかりなしないと2軍へ落とされるかもしれない。(昨年活躍した上薗など2軍にもいくらでも人材がいるのである。)
41 5月17日 甲子園 ヤクルト 3:0 28:12:1 1 岩田 5:1 18:22:1 5
岩田は本当に安定してきた。どこかでメッキが剥げてくると思っていたが、ますます安定度を増して信頼出来る投手になってきた。7回まで投げて被安打5本で言うこと無し。JFと繋いで完封勝ち。打線は、低調であったものの投手が頑張れば強いものである。今の阪神の防御率が、2.68であるから3点を取れば勝てると言うことである。今日の試合は見ていないのであるが、フォードが戻ってきていたようである。2安打打っていた。昨日、贔屓の桜井が先発出場したが、チャンスに全然打てなくて期待はずれであったが、桜井には、将来の4番として活躍して欲しいものだ。中日がここへ来て調子を落としているので、現在のゲーム差が4.5である。出来過ぎで気持ちが悪くらいである。明日も勝って交流戦前3連勝といこう。(今日で4連勝であるが。)
40 5月16日 甲子園 ヤクルト 8:5 27:12:1 1 安藤 5:3 17:22:5 5
大量8点を取り快勝。完投を目指し疲れの出た安藤が、8回、9回に5点をとられたものの内容的には圧勝といえる内容であった。全く危なげなかった。点差が小さかったら盤石の投手リレーが出来るので、5点も取られることはなかったと思う。今日の相手投手は、最近めきめき調子を上げている売り出し中の村中であったが、今日も抑えられたら苦手意識を持つところであったが、序盤からあっさり点を取っていき懸念を早速と解消していた。これで今期最高の貯金15となった。後2試合で交流戦が始まるが、2試合とも勝って、万全の状態で交流戦に臨みたいものである。
39 5月15日 福井県営 広島 5:2 26:12:1 1 ボークルソン 1:1 16:22:1 5
今日の試合は観戦していないが、結果から考えて桧山が勝利大きく貢献したように思う。ボーグルソンも6回まで2点で抑えたことは十分責任は果たしていると思う。7回からは、盤石の投手リレー。今日は、久保田の変わりに渡辺が7回に出て3人で片付けている。久保田の調子が戻るまでWJFでいけばよいと思う。今日は、ジェフ、藤川とも3人づつで片付けている。しばらくは、渡辺でいった方がよいかもしれない。久保田も、楽な場面で調子を取り戻すための登板を重ねていけば良いであろう。これで貯金は14で今期過去最高に並んだ。中日がヤクルトに負けているので、そのゲーム差は今期最大の3.5になった。まあ、今の段階でのゲーム差は関係ないが。中日を破ったヤクルトは、要注意である。とにかく投手陣が安定している。
38 5月14日 金澤 広島 4:2 25:12:1 1 下柳 5:0 16:21:1 5
下柳が好投。1点は取られたもののエラーで取られたものであり自責点ではない。広島打線を手玉に取った感じである。打線の方は、大竹に5回まで完璧に押さえたれていたが、6回に金本、桧山の連続2塁打で同点として、7回には、相手の大エラーで勝ち越し点をあげ、仕上げに新井が2ランホームランを打ち勝負を決めた。7回から9回は、KJFで締めたが、相変わらず久保田の不安定さが目立ち、今日も1点を取られてしまった。とても1点差ゲームの場合は、久保田に託すのは無理である。久保田復調には、少し時間がかかるかもしれない。好調な渡辺を格上げすることも検討しなければならないかもしれない。
37 5月13日 富山県営 広島 3:9 24:12:1 1 アッチソン 4:3 16:20:1 5
広島の新外国人投手ルイスの前に手も足も出なかった。さらに、アッチソンのメッキが完全に剥げてきた。ここへ来て3試合連続の大量失点で敗戦投手になった。たぶん、今後は明確に計算に入れることは出来ないと思う。まあ、今日はいずれにしろ完敗であるから言うこと無し。また、明日頑張ればよい。それから、金本が通算400号のホームランを打った。これが、勝ち試合であったら花を添えることが出来たのであるが、負け試合であったのが残念である。
36 5月11日 甲子園 横浜 3:1 24:11:1 1 岩田 4:1 16:19:1 5
岩田は、かなり打たれながらも味方の好守備もあり1点に抑えて今期4勝目をあげた。かなり粘り強気ピッチングが出来ている。今日から、ウイリアムスが帰ってきて、KJFのそろい踏みであった。3人とも完璧に抑えた。懸念された久保田は、少し開き直ったのか、ランナーを許さず3人で片付けて一安心。しかし、1回くらいではまだまだ信用は出来ない。まあ、ウイリアムスは何ら問題なく3人で片付け心配解消。打線の方は、あまり奮わなかったが、今日は投手が頑張ったので3点で勝つことが出来た。連敗を2でストップさせた。これからが、ウイリアムスも帰ってきたし、久保田が不安があるものの、渡辺が絶好調という感じで、今の調子であれば久保田に変われるくらいである。投手陣で言えば、戦力がアップしたと言うことである。
35 5月9日 甲子園 横浜 2:6 23:11:1 1 安藤 4:3 15:19:1 5
またもや天敵三浦にやられてしまった。これで今シーズン初めての連敗。まあ、連敗しないという記録も、必ずいつかは途切れるのであるから、気にすることはない。明日から、また開幕と思って戦っていけばよいのである。しかし、先発の安藤は、開幕以来の疲れがここに来て出ているのかもしれない。横浜の拙攻で4点に抑えたものの、普通ならもっと取られていたかもしれない。まあ、投手の出来如何の話ではなく、4安打しか打てなかったら勝てるはずがない。やっぱりいつも言うことだけど、打線は水物である。野球は、投手次第で優劣が決まる確率が高い。どちらかと言うと今日は完敗である。しかし、昨日の試合の負けより、まだ精神的には、ショックが小さい。切換がすぐに出来る。
34 5月8日 東京ドーム 巨人 5:6 23:10:1 1 久保田 1:1 14:19:1 5
またまた久保田が出てきて敗戦。これで連続3回目である。僅差で彼が出てきたら、ここのところことごとく逆転負けする。8回から登板したが、やっぱり変な予感がしていた。案の定あっさりラミレスに2ランホームランを打たれて逆転されてしまった。岡田監督は、今後どうするか判らないが、気の短い自分が監督であれば、一旦ファームに落とすであろう。幸い、明日からウイリアムスが復帰するので、差引同じである。ファームで調整してきて、すっきりした形で復活してもらう方がいいかもしれない。今のところチームは、調子がいいので、調子のいい時にそういった形で調整させた方がいいかもしれない。今のままでいると、勝てる試合も勝てなくなってしまう。これで、確実に2勝は損をしている。前回の中日戦と今日の巨人戦。2試合共に普通なら勝っており、6連勝となったところである。まあ、タラレバはないので仕方ない。とにかく、今日の敗戦は、久保田に尽きる。それも、たまたまではなく、3回連続だけに腹立たしさが抑えられない。人間だから、たまには失敗があるのは当然であるが、こう何回も失敗されてはたまらない。
33 5月7日 東京ドーム 巨人 5:4 23:9:1 1 江草 1:0 13:19:1 5
岡田監督が、慢心したのかもしれないが、多少巨人を舐めたような采配をして、楽に勝てるところを、やっと勝ったという試合になった。普通なら6回を終わって2点リードならば7回は、渡辺か江草であるところを、一度試してみたかったのかもしれないが、調子の良い能見を登板させた。(実際僕自身も能見でいってみたらとの慢心もあった。)見事に期待がはずれてしまい、同点に追いつかれた。ただ、まだ阪神にツキあったような感じで、ラミレスの当たりが、ホームランか二塁打か微妙であったが、二塁打と判定されて逆転されなかった。あれがホームランだったら逆転され逆に5:4になっているところである。そんなことがあり、あわてて渡辺を出して、勝ち越し点を奪われるまではいかなかった。最初から、渡辺を出しておれば、たぶん問題なかったはずである。結果的に岡田監督の慢心であったよな気がする。しかし、それを救ったのは、同点にされて次の回にすぐ勝ち越し点を入れたことである。この辺は、やはり阪神に勢いがあるから、調子がよいから勝ち越し点が取れたのである。8回に江草が三者三振に抑え、9回は藤川が三人でピシャリと抑え勝利した。それから、江草のところに普通であれば久保田が来るところであるが、来なかったのは、やはり久保田の調子が悪いのであろう。信用が出来ないといったところかもしれない。今週末から、故障が癒えたウイリアムスが戻ってくる。久保田の不振を、ウイリアムスが補ってくれるのを期待した。
勝敗には関係なかったのであるが、いや大いに関係があったかもしれないが、金本の偉大さを改めて実感した。後頭部に死球を受けたが、事なきを得たのであるが、その次の打席が凄かった。鉄人、超人そのものである。普通なら、次の打席は、腰が引けてしまって前の打席の死球を引きずってしまうのであるが、ものの見事にそれをはねのけた。何と、次の打席でホームランを打ったのである。これを鉄人、超人というのである。金本には、本当に頭が下がる。偉大である。超人である。鉄人である。凄い精神力である。そんな4番がいる阪神は、強いのが当たり前である。今年は、絶対優勝するような予感がしてきた。もちろん日本一。少し気が早すぎるかな?
32 5月6日 東京ドーム 巨人 8:4 22:9:1 1 アッチソン 4:2 12:19:1 6
打線が繋がって快勝。4回に一挙5点を入れてほぼ試合を決めたようなムードであったが、アッチソンが、その裏に3点を入れられ判らなくなったものの、やはり阪神は後ろがしっかりしているので、その後は点を許さなかった。7回にも駄目押しの2点をあげ勝負を決めた。アッチソンは、最初の3試合は良かったものの、一巡して研究され通用しなくなってきている公算が大きい。今後あまりアテに出来ないかもしれない。それと、8回、9回とテスト登板的に久保田が投げたものの、点を許さなかったが、相変わらずよく打たれ、ピンチを招いていた。今日は、4点差もあったから続投させることが出来たが、一昨日の中日戦のように2点差であれば交代したであろう。彼は、どんどん投球して調子を出してくるタイプだから、今日のような試合のたくさん投げさせた方がいいのかもしれない。頼りないけれど、久保田は頼らざるを得ない投手なので、もう少し奮起して欲しい。打線は、昨日今日とよく繋がっているものの、相手投手次第である。あくまで打線は水物。明日も続くかと思うと、好投手に架かれば簡単に捻られてしまう。これは、他チームも同じことで阪神だけではない。だから、好投手多くいるチームが強いのである。阪神が、今この位置をキープしているのは、先発、リリーフ共に好調だからである。
31 5月5日 名古屋 中日 10:4 21:9:1 1 杉山 2:1 12:18:1 5
苦手中田を1回早々に打ち込み、嫌な予感を払拭してくれた。昨日の心配が早1回に飛んでしまったわけで、一挙に7点も取り勝負を早速と決めた感じである。とにかく、中田を打って嫌な流れを食い止めたことは非常に大きい。結局先発の杉山も大量点に守られ何とか4点に抑え勝ちを貰った。点差があったのでKFの当番は必要なく、調子の良い能見が2回強をほぼ完全抑えた。能見の出現も今後の戦いを考えて大きい収穫である。久保田が、不安定なので、それをカバー出来るかもしれない。今日の試合は、見ていなかったのであるが、僕が見ない方がいいのかもしれない。(?)これで、依然として今シーズンに入ってからの連敗がない記録を伸ばした。明日からは、ここのところ調子を上げている巨人(3連勝している)との3連戦で、面白い試合が予想される。3連勝は、いらないから2勝1敗でよい。今日の試合の勢いを持ち込んで欲しい。
30 5月4日 名古屋 中日 2:3 20:9:1 1 藤川 1:1 12:17:1 5
今日の負け方は、後に尾を引くような最も嫌な負け方であったと思う。勝ちゲームを一人の投手の責任ですべてふいにしてしまい、挙げ句の果てには、絶対的信頼が置ける藤川までがサヨナラホームランを打たれてしまった。元凶は、久保田。先発の岩田がピンチを招きながら粘り強く頑張り6回まで0点に抑え次の渡辺に繋いだ。渡辺も安定してピッチングで7回を三者凡退に退けて、いよいよKFの出番になったのであるが、いきなり2連打されて、1アウトは取ったものの次の中村に2塁打されて同点。こうなったら、流れは完全に中日。岩田の好投や、相手投手に新進気鋭の吉見から苦労してとった2点をいとも簡単に同点にされた。久保田の責任は、大きい。その流れで10回から当番の藤川が、極度の不振のバッター李からサヨナラホームランを打たれたのである。久保田の出来がすべて大きく尾を引いているような感じがした。こんな負け方をすると、ずるずる坂道を落ちていくようなムードになってしまう。同じ負けでも、大差で負ける方が気持ちの切換を簡単にすることが出来る。本当に嫌な負けをしてしまった。久保田は、投げてみなければ判らないようなピッチングを繰り返しているようである。渡辺の方が信頼が置ける。僅差の試合では、久保田を登板させるのは考えものである。このところ、チーム全般的に下り坂の感じがする。赤星、金本の打撃が落ちている。そこへもってきて、こんな負け方。嫌な予感がしてきた。今日のことは、すべて切り替えて明日から、開幕のつもりで頑張って欲しいものである。
29 5月3日 名古屋 中日 9:1 20:8:1 1 安藤 4:2 12:16:1 5
この試合は、観戦していなかったので簡単にコメントしたい。ズバリ言って完勝である。打線も大いに繋がったというか、効率的なホームランで勝負を決めたようなものである。新井が1回に2ランを打ったが、4月30日に甲子園で初ホームランを打って吹っ切れたような感じである。これから量産出来ると思う。それから、伏兵的な平野のホームラン。これは、3ランホームランで駄目押しをしたホームランであった。投げては、安藤が8回までウッズに打たれた1点の抑え、これもほぼ完璧といえるであろう。これぞ投打のバランスがとれた試合といえる。それにしても、今シーズンに入って連敗をしないということが続いている。連敗をしない限り大崩はないのである。とにかく、連敗をしない流れもこれからも続けていって欲しい。
28 5月1日 甲子園 ヤクルト 0:2 19:8:1 1 ボーグルソン 0:1 12:15:1 5
ヤクルトの館山とリリーフ投手から1安打しか打てず完敗。手も足も出なかった。四球は7個も貰ったのであるが、1安打では勝てるわけがない。ヤクルトの方も、たったの3安打で効率よく2点を奪った。しかし、完璧にやられたのであるものの、収穫はあった。それは、福原の代わりに2軍から上がってきたボーグルソンが好投したことである。6回投げて2点取られてものの、2点は投手の責任ではない。たまたま相手の投手が上回っていただけのことで、阪神打線が打てば勝てたわけである。完敗であったものの、それ以上の大きな収穫と言ってよい。打線の方で少し気になるのが、金本が全く打てなくなっていることである。まあ、彼も普通の人間だからスランプに陥ることもある。しかし、一過性のものであり、心配はないと思うのであるが、やはり4番が打たなきゃ勝てないと言うことであるから、早い内のスランプ脱出を望みたい。明後日から、中日、巨人、横浜と9連戦となる。この9連戦が序盤の一つ山になるかもしれない。ここは、5分の星で乗り切ればよい。それにしても昨日も書いたが、今年のヤクルトは強い。現在の順位通りの実力があると思う。投手陣が安定しているし、よく走るし、今の実力から言って中日に続く手強い相手である。そのヤクルトに、今まで負け越しなしで来ていたものが、とうとう破られてしまった。まあ、これは、いつか来ることであるから、そう気にすることはないものの、ヤクルトは今後もてこづりそうである。
27 4月30日 甲子園 ヤクルト 6:5 19:7:1 1 藤川 1:0 12:14:1 4
新井の今期甲子園での阪神ターガース初ホームランが劇的なサヨナラホームランとなって、シーソーゲームの面白い試合の幕を閉じた。今日は、下柳の調子が悪く逆転して貰ったら、すぐに逆転されたりしてが、阪神の粘り勝ちとなった。さらに、久保田いまいち信用出来ない。1点リードで8回に出てきたが同点にされてしまった。非常に不安定である。今後は、1点差のゲームに久保田が出た場合、冷や汗をかかなければならないことになるであろう。それにしても、シーズン当初は、ヤクルトを甘く見ていたが、ラミレス、クライシンガー、石井一久など主力選手が出て行ったことで大幅な戦力ダウンであったものの、見事にその前評判を覆し、非常に手強い相手に作り替えている。高田新監督の采配と選手の補強が光っている。阪神も油断ならない相手としてマークしなければならないであろう。
26 4月29日 甲子園 ヤクルト 1:4 18:7:1 1 アッチソン 3:2 12:13:1 4
先発のアッチソンは、対戦相手が一巡してかなり研究されてきたようだ。メッキの皮が剥げてきているのかもしれない。今日は、そんなに打たれてという印象はないのであるが、自らの暴投によるミスで自滅した感じである。アッチソンの後を投げたリリーフ投手が6回以降0点に抑えたゆえ、4回までの4点の失点は大きかった。それに、相手投手の石川を打てなかったのも敗因である。いつも言うように、打線は水物。勝津にしろ負けるにしろ、投手の出来不出来が最も大きな影響を与えるようである。だから、今日の勝敗は、投手の出来が良かったヤクルトが、投手の出来の悪かった阪神に勝ったと言うことである。完敗に近い内容なので、気分を切り換えて明日又巻き返しすればよいことである。
25 4月27日 甲子園 巨人 4:3 18:6:1 1 久保田 1:0 12:12:1 4
勝利の女神がタイガースの味方をしたような試合であった。巨人の原監督の采配が裏目に出た。1点を取るために好投の内海に代打を送り代打が成功したところまで良かったのであるが、それから完全に勝利の女神がタイガースに味方した。岡田監督の失敗もあった。8回に1点を取ってから、さらに1塁3塁を攻めた時点で5番のフォードに打順が回ってきたが、バットにボールを当てることさえ苦労しており、当たってもせいぜいボテボテの内野ゴロしか打てないフォードに代打を送らなかったことである。案の定内野ゴロでダブルプレーになりチェンジになる。これで、9回に巨人の絶対的クローザーであるクルーンが出てくるので勝負があったような感じになってきた。しかし、岡田監督の失敗を勝利の女神が助けたのである。クルーンは、コントロールに苦しんでおり、先頭打者の鳥谷がヒットで出塁。次の矢野に四球を与え、次の関本が絶妙のバントを決め2塁3塁。ここで代打の切り札桧山が登場。内野ゴロに打ち取られ終わったかなと思わせたが、また勝利の女神が微笑んだ。赤星が彼の快足を活かして内野安打を放ち同点。次の藤本は四球を選ぶ。満塁で最終バッターは新井。新井が粘りに粘って四球を選びサヨナラ勝ちした。全く勝利を拾ったような試合であった。両監督とも失敗があったが、何度も繰り返すが勝利の女神は、阪神タイガースに味方した。有り難や、有り難やである。少しだけ明るいがあった。今岡が8回に代打で出場し見事タイムリーヒットを放ったことである。これが、今岡復活の足がかりになればよいのであるが。それから、フォードのことであるが、フォードは2軍に落とすべきである。バットにボールが当たらないし、当たってもボテボテの内野ゴロばかり。外野に飛ぶことすら予想することが出来ない。最悪の状態といえよう。調子の良いチームにとって、あのような大不振の外人をベンチに入れておくのは士気関わる問題である。素人目にも打てないのは明らかである。岡田監督の決断を望むものである。
24 4月26日 甲子園 巨人 6:2 17:6:1 1 岩田 3:1 12:11:1 3
岩田は、尻上がりに調子を上げてきてプロ入り発の完投勝ち。彼にとっての3戦目当たりからメッキの皮が剥げるかなというような感じがしないでもなかったが、それを乗り越えてきたようである。頼もしい限りである。とにかく完投出来たのが大きい。ますます自信に繋がるに違いない。ましてや重量打線の巨人相手であるから尚更だと思う。それから、打線もやはり水物。今期非常に調子の悪い上原を打ち崩した。岩田が完投出来たのも、その水物の打線の援護があったからである。1点や2点差であれば当然FKに変わっていたであろう。昨日、今日と、一昨日熱投した久保田を休ませることが出来たのは大きい。タイガースは、依然として今期に入って連敗はない。やむを得ないが、貯金が増えないのはライバルの中日、巨人が続いているからである。明日は、杉山の先発であるが、是非今日の岩田を見習って頑張って欲しいものである。
23 4月25日 甲子園 巨人 1:3 16:6:1 1 安藤 3:2 12:10:1 3
先発の安藤は、調子そのもののはあまり良いとは思われなかったものの3点に抑えたのは問題ではない。責任は果たせていると思う。また、その3点も坂の拙い守備があり余計な点を与えてしまった部分もある。直接の敗因は、巨人投手陣に抑えられたこと。とにかく打てなかった。たったの3安打では勝てるはずがない。やはり、中日、巨人と対戦が続き好投手相手にはなかなか打つことが出来ないのである。(巨人の小刻みな投手リレーにかわされてしまった。)相手が好投手とはいえ、打線にもう少し奮起して貰わなければならない。今の阪神の防御率は、2.33であるから3点とれれば勝てると言うことであり、打線はたった3点を取るだけで勝てるのである。とにかく頑張って欲しい。
22 4月24日 名古屋 中日 2:2 16:5:1 1 11:10:1 4
残塁の山を築いて引き分けに終わった。実際の内容的には、タラレバはないが、引き分けたマイナス要因は、今岡の拙守にある。さらに、バンドを失敗して自分の指にボールを当てて退場した福原のドジな部分もある。これで、怪我の結果は未だ判らないが、福原は当分でることは出来ないであろう。不安定な投球をする福原ではあるものの阪神にとって少し痛い。延長に入ってから何回もチャンスはあったが、後1本が出なかった。特に9回表に相手の守護神岩瀬を1アウト満塁まで追いつめたのであるが、外野フライすら打つことが出来ず0点に終わったのが惜しい。それにしても、昨日タイムリーを打ったものの今岡の状態が相変わらず悪い。守備にまで影響が出ている。どうしてなのか?? それから、フォード。岡田監督は辛抱して使っているが、今岡以上に打てる気がしない。外野にすら球が飛ばない。今岡は別にしてもフォードは、明日の試合から先発をはずすべきであろう。
21 4月23日 名古屋 中日 3:2 16:5:0 1 下柳 4:0 10:10:1 4
昨日は、8点差の大敗であったが、今日は1点差で勝ち。しかし、1敗は1敗であり、1勝は1勝。とにかく勝ちさえすれば何ら問題ないのである。やっぱり、下柳がやってくれた。前回同様1回に1点を取られたが、それ以降は点を許さなかった。さすがである。打撃陣の方は、無名の川井に大苦戦。しかし、新井、金本の活躍で何とか3点をもぎ取り勝つことが出来た。9回は、藤川が3人で完璧に片付けたものの、その前の久保田が問題である。3:1のリードで8回から久保田に変わったが、薄氷を踏むようなピッチングで1点を取られて危ないところであった。全く信用出来ない状態である。早くウイリアムスが出てくることを祈るしかない。今日は、結果的に中日の投手リレーにもミスがあった。エースの川上が、今日2軍から上がってきたらしいが、その川上が8回に投げて、新井がホームランを打った。結局これが決勝点になったのである。落合監督も地団駄を踏んでいるであろう。相手を甘く見たのか、テスト登板させたのが墓穴をほることになったのである。とにかく、勝負事は判らない。相手を甘く見てはいけないのである。
20 4月22日 名古屋 中日 0:8 15:5:0 1 アッチソン 3:1 9:10:1 4
完敗である。苦手中田に手も足も出なかった。阪神先発のアッチソンも研究されたのかもしれないが、序盤から大量点を奪われてしまった。しかし、その大量点は、守備のミスから始まったことであり、たらればではないが、それがなかったら試合展開は変わっていたかもしれない。ミスは恐ろしいと言うことである。しかし、ミスがなくて大量点を取られていなかったとしても負けていたであろう。中田に完全に抑えられてしまったからである。1点差でも負けるのも10点差で負けるのも同じ1敗であり、今日のような負け方の方が、あっさりしていてよい。今年の岡田監督の投手の使い方は、非常に我慢して、無駄な投手の使い方はしていない。大量リードされても先発投手は最低責任回数まで投げさせている。今日のアッチソンも6回まで投げたので、中継ぎの投手への負担はそれほどない。まあ、言い方を変えれば、負け試合に無駄な投手使いをする必要がないのである。要するに相手中田の出来を見て序盤で諦めたのかもしれない。しかし、今の阪神は、それだけ余裕があるということ。明日は、下柳の先発であるが、今日のリベンジを果たして欲しい。
19 4月20日 神宮 ヤクルト 4:2 15:4:0 1 杉山 1:1 9:9:1 4
先発は、福原ではなく2回も雨で当番がなかった杉山であった。最初は、不安定なピッチングでどうなることかと思ったものの、何とか5回を1点に抑え、勝利投手の権利を残して後に繋いだ。危ない試合であったものの、相手の作戦ミスで勝たせて貰ったようなもの。完全に相手の投手リレーのミス。あまりにも慎重すぎたようである。そのことが阪神に幸いであった。7回2アウトまで金本の1回に打った2ランのみに抑えられていた相手投手の増淵が、ピンチでもないのに代えられてしまった。代わった投手が連続四球を出し、新井と金本がタイムリーを放ち、ほぼ勝負があった。完全相手に助けられた感じ。次の回から出た久保田が、いきなりホームランを打たれて危なかったが、どうにか抑え最後は藤川が締めくくった。これで、開幕以来7カード連続の勝ち越しである。さらにローテーション投手で勝ち星を挙げていなかった杉山にも勝ち星がついた。それにしても、開幕前の予想では、ヤクルトの戦力を甘く見ていたが、昨日の村中といい、今日の増淵といい、若い好投手が出てきており、今後阪神も苦しめられるかもしれない。要注意である。次回対戦した時に、叩いておかないと苦手を作ってしまうようなことになりかねない。早急に対策が必要であろう。
18 4月19日 神宮 ヤクルト 1:4 14:4:0 1 岩田 2:1 9:8:1 3
再三のチャンスの頼みの新井、金本が打てなかったのが敗因である。昨日のように脇役も機能しなかった。相手の今年売り出し中の村中に完全に手玉に取られてしまった。手も足も出ないような惨敗とも言える負け方であった。ヤクルトも良い投手が出てきたものである。要警戒の投手である。よく研究して今度当たる時は、今回のような不様な負け方をしないよう努力して欲しい。それから、岩田も1回の無駄な四球から崩れたものであり、相手にも研究されているようである。無茶苦茶悪いというものでもなかったものの、本人の開幕ダッシュでの疲れもここに来て出てきてるのかもしれない。明日は、絶対に負けられない試合である。明日負けたら、マイナス思考的な考え方になってしまうが、何だかズルズル崩れていきそうな感じがするからである。(今までよすぎた反動で、そんな考えが脳裡を横切るのかもしれない。)明日は、まだまだ信用出来ない福原の先発である。
17 4月18日 神宮 ヤクルト 6:2 14:3:0 1 安藤 3:1 8:8:1 4
この試合は観戦していないが、雨の中を安藤が粘りのピッチングをしたらしい。打線も金本と新井は打てなかったものの脇役の矢野、関本、平野などが活躍して6点をあげたものである。こういうのが打線に於けるバランスというものであろうか。とにかく、投打のバランスが最高にとれており、11もの貯金を作ったことになる。しかし、いつかはこのリズムも崩れる時が来る。勝って兜の緒を締めよである。油断大敵である。この言葉を戒めに使い一試合一試合を大事に戦っていって欲しい。
16 4月16日 甲子園 広島 5:1 13:3:0 1 下柳 3:0 8:7:1 3
岡田監督が、早めの決断をした。今岡とフォードをはずして、関本と葛城をいれたのである。また、その采配がズバリと当たり、関本、葛城共に2安打して今日の勝利に大いに貢献した。この2人が調子よければ今岡の調子を見極めながら使っていくものと思われる。あくまで長いペナントレースであるから絶対に今岡の力は必要である。精神的な問題だと考えられるので、きっかけさえ掴めば何とか復活してくれると期待している。今日の試合については、岡田監督の選手起用もあったのであるが、下柳の好投も見逃せない。これで開幕3連勝。アッチソンと並ぶチームの勝ち頭である。この調子をずっと続けて欲しい。これで、速くも貯金は10になった。信じられないペースで勝ってきている。しかし、まだ始まったばかりなので、いつかは必ず下る時もあり、貯金が出来る時に大いに貯金をしなければならない。恐いくらいの勢いである。
15 4月15日 甲子園 広島 5:0 12:3:0 1 アッチソン 3:0 7:7:1 3
アッチソンが今日も好投。6回まで1点も許さなかった。実力は本物かな?まだ完全に信用出来ないが、信用出来るだけの実績がついてきた。アッチソン、渡辺、久保田、江草のリレーで完封勝ち。8回の裏に大量4点を取ったので藤川投入の必要がなかった。打線の方が、広島のルイスに抑えられて1回の1点だけで8回まで来たわけで重苦しい空気が漂っていたが、8回に赤星の2塁打をきっかけにルイスを引きずりおろした。勝ったものの非常に心配なのが、今岡の大不調である。今日なども三振ばかりであった。3年前の今岡は何処へ行ってしまったのであろうか。まるで別人である。おごってしまったのであろうか。体力的なものなのか精神的なものなのか判らないが、少なくとも技術的なものではないはずである。体力的と言っても老ける年でもない。結局は、精神的なものなのであろう。辛抱強い岡田監督だから、もうしばらくこのまま使うであろうが、浮上の様子が見られなかったら、いつか決断を下さざるを得なくなるであろう。しかし、希望的観測であるが、必ず今岡は立ち直ると思う。チームが現在のような好調さを維持出来れば、ここしばらく我慢である。必ず復活する!!
14 4月13日 横浜 横浜 3:1 11:3:0 1 福原 2:1 7:6:1 3
福原のピッチングに注目していたが、前回の不安定さは今日については見られなく頑張ったと思う。審判の判定が厳しいものがあり、その辺で1点先行されたが、粘り強く頑張って味方の援護を引き出した。やはりその援護は、新井と金本。この二人で勝ち越して最後は、久保田と藤川の必勝リレーで逃げ切った。これで開幕以来5カード連続の勝ち越し。まさに最高のロケットスタートをきった思う。しかし、先行き何が起こる判らないから油断せず勝てる時に勝って、苦しい時の為に大いに貯金して欲しいと思う。
13 4月12日 横浜 横浜 6:3 10:3:0 1 渡辺 1:0 6:6:1 4
金本がやっと2000本安打を達成した。同時に新井も1000本安打を達成。師弟そろい踏みで記録を達成した。さらに、その記録をチームの勝利で飾れてことは二重の歓びである。金本は、それまで18打席連続凡退しており非常に難産であった。しかし、これで明日からは平常心に戻りまた元通りの金本になるであろう。試合の方は、今シーズン速くも3試合目の当番となった岩田であったが、今日はあまり調子が良くなかったものの5回まで3点に抑えたことは、前の2回の当番の健闘もあり、良しとしなければならないところである。タイガースには、今のところ完璧のリリーフ陣がおり多少のことでは大きくは崩れない強みがある。明日は、少し問題の福原の先発であるが、とにかく頑張って欲しい。
12 4月11日 横浜 横浜 1:2 9:3:0 1 安藤 2:1 6:5:1 3
また、今年も天敵三浦に悩まされそうである。例年のパターンで三浦にやられてしまった。安藤も2点に抑えるピッチングで好投したものの、それ以上に打線が三浦の前に沈黙してしまった。頼みの金本も2000本安打達成のプレッシャーからか完全ブレーキになってしまっている。鉄人金本もやはり普通の人間である。早く後1本打って2000本安打を達成し、普通の状態に戻ってほしいものである。
11 4月9日 甲子園 中日 2:0 9:2:0 1 下柳 2:0 6:4:1 2
下柳が7回まで相手に許したヒットは僅か2本の好投。8回、9回は、久保田、藤川の危なげないピッチングで快勝。阪神も打てなく、たったの5安打であったものの僅かのチャンスをものにして勝利した。昨日も書いたが、とにかくどんな勝ち方でも勝ちは勝ちである。これで、開幕スタートして、4カード連続の勝ち越しが決定。星野監督でぶっちぎりの優勝をしたとき以来の調子の良さではなかろうか。しかし、まだ始まったばかりで、先行きどんなことがあるか判らないが、とにかく1勝1勝大切にもぎ取っていくことである。
10 4月8日 甲子園 中日 3:2 8:2:0 1 アッチソン 2:0 5:4:1 2
アッチソンが好投。観戦はしていなかったが、かなりコントロールも良く攻めの投球をしていたらしい。各チーム一回りしないと評価は出来ないものの、現段階においては大いに期待が持てる。昨年に続き中日の中田に苦しめられたものの、投球数が増え疲れた見えた中田を捉え3点を取って逆転した。どういう勝ち方にしろ中田に勝てたことは今後の戦いの中で非常に意義がある。9回に勝ちパターンで藤川が出たが、今日の藤川は調子が悪く1点を返され薄氷を踏むような緊迫したところまで追い込まれたが、何とか逃げ切った。長いペナントレースにおいては、こういう日があるであろう。しかし、勝ちは勝ち。どんな内容でも勝てればよいことである。
9 4月6日 東京ドーム 巨人 9:1 7:2:0 1 福原 1:1 5:4:0 2
完敗である。福原は、やはり先日の完封は、本物ではなかった。今のところ信用出来ない状態である。今後の奮起を促したい。まあ、大敗なのですっきりしたものである。打線も木佐貫に完全に抑えられてしまった。しかし、2勝1敗で勝ち越したので言うことはない。
8 4月5日 東京ドーム 巨人 3:1 7:1:0 1 岩田 2:0 4:4:0 3
岩田は本物である。この試合でも前回に続き好投。むしろ前回よりも良かったのではなかろうか。8回に1点は取られたものの打たれた安打は、たったの4本。完璧に抑えたといっても過言ではあるまい。頼もしい奴が出てきたものである。嬉しい誤算である。打線は、大の苦手であるクライシンガーに対して3点とれたのは一歩前進である。それでも岩田の好投があり打てないのを帳消しにしたも同じ。やかり鉄人金本である。決勝の2ランホームランを放ち好投岩田を勇気づけた。本当に阪神は好調である。しかし、巨人の調子の悪さも否めない。明日も勝って3連勝といきたい。明日は福原である。福原は、前回完封したが、明日の試合も好投すれば岩田と同じく本物の復活で言えるであろう。大いに期待したい。
7 4月4日 東京ドーム 巨人 6:1 6:1:0 1 安藤 2:0 4:3:0 3
投打共に巨人を圧倒して完勝。安藤が早くも2勝目をあげた。打撃不振が心配された今岡にも本塁打が飛び出し、復活のきっかけになる可能性を感じさせた。(しかしまだ本調子ではないであろう。)鳥谷が絶好調である。試合数は少ないものの現在のところ打率5割である。この調子をずっと続けて欲しいものである。昨日は、初黒星を喫したもののすぐに今日勝ったのが大きい。依然として好調が続いている。先発投手も今日の安藤の7回。昨日負け投手となった杉山も6回投げて責任を果たしている。中継ぎ以降の投手も楽に回転出来るというものである。明日は、岩田の先発で先日の勝利の真価が試される。明日も勝ったら、本物に近づきつつあるということだ。
6 4月3日 広島市民 広島 2:4 5:1:0 1 杉山 0:1 3:3:0 3
とうとう負ける日が来た。先発の杉山は、それほど悪いとは思わなかった。4点は取られて負け投手は負け投手であるものの、全く試合にならなかったというのではなく、6回まで投げたので良しとしよう。いつまでも勝つ続けるわけがないのである。打線の方は、先取点をとったものの、広島の新外国人投手にいつのまにか抑えられてしまったという感じ。明日からは、中日戦でライバル相手で2勝1敗の勝ち越しが出来れば御の字である。
5 4月2日 広島市民 広島 4:2 5:0:0 1 下柳 1:0 3:2:0 2
快調に5連勝。今日は中継を見ていないので細かいコメントは出来ないが、好調が持続しているようである。投打のバランスがとれていると言うこと。ただ、欲を言えばもう少し点が欲しいところ。いずれにしろ、いつかは負ける時が来る。まあ、貯金できるときに貯金しておかなくてはならない。
4 4月1日 広島市民 広島 5:3 4:0:0 1 アッチソン 1:0 3:1:0 2
絶好調タイガースと言いたい。新外国人のアッチソン投手は、最初は非常に不安であったが、なんとか切り抜けていき6回を投げて2失点。まあ合格点といえるであろう。しかし、相手にデーターがない最初から今日のような状態であれば、先行きは明るいとは言えない。明確な評価が出来るのは、後3〜4回先発してからであろう。今日もやっぱり兄貴金本である。1回に先制の3ランを放ち、阪神ペースに引きずり込んだ感じ。さすがである。さらに5回の追加点2点も大きかった。最後は、Jを温存してKFに任したが、久保田が全回登板に続き、またホームランを打たれた。彼の顔を見ていると、何だか昨年に比べて少し痩せたように感じる。やっぱり昨年の疲れが残っているのであろうか。不安である。しかし、とにかく開幕4連勝。これだけ快調な開幕ダッシュはない。
3 3月30日 京セラドーム 横浜 7:0 3:0:0 1 福原 1:0 2:1:0 2
先発は福原であったが、当初からあまり期待していなかった。しかしである。見方打線の十分な援護もあり、あれよあれよという間に完投完封勝利をあげてしまった。嬉しい誤算である。こんなに好投するとは思わなかった。とにかく、ピンチが何回もあったが、4個ものダブルプレーをとり調子に乗った。この調子で次も投げて欲しいものである。打線の方では、期待の新井が大暴れで5打点の大活躍。さらに1番赤星、2番平野の俊足コンビが殆どの得点に絡み、今年の阪神に素晴らしい1,2番コンビが出現した。相手チームにとっては、かなりの脅威になるであろう。とにかく、今日は阪神の言い面ばかりでで試合であり、やることなすこと全てうまくいった感じである。問題の今岡も今日は2本ヒットを打って打点もあげたし、調子としては本調子ではないようであるが、徐々に調子も上がってくる者と考える。今日の7点は、すべてクリーンアップトリオがあげたものである。そのお膳立てをしたのが、新1,2番コンビである。こういう野球をすると本当に強くなっていくであろう。まだ、3回戦っただけであるが、いい方向が出たのは間違いない。楽しみである。
2 3月29日 京セラドーム 横浜 4:3 2:0:0 1 岩田 1:0 1:1:0 2
この試合も先発投手が判らなかった。オープン戦で調子の良かった岩田が先発。見事に期待にこたえてくれて6回を1点に抑える好投を見せ、タイガース自慢のリリーフ陣に繋いだ。今日は、リリーフ陣が少し打たれたが、よく踏ん張って開幕2連勝である。昨日に続き金本の活躍が目立った。さらに、新井も貴重な追加点のタイムリーを打った。やっぱり今日も阪神タイガースの勝ちパターンであった。欲を言えば、打撃の方がもっと頑張って欲しいと思う。金本一人ではあまりにも情けない。明日の試合がどうなるか今年を占う試合になると思う。
1 3月28日 京セラドーム 横浜 4:2 1:0:0 1 安藤 1:0 0:1:0 6
先発予想がつかなかったが、絶対的エースがいない中にあって、最も調子の良いと思われる安藤を開幕投手に指名したのであろう。とりあえずは、5回まで2点に抑えて試合を作ったと言える。リードしたら今年もJFKで勝ちに行くのがタイガースのパターンである。この開幕戦は、その典型的な阪神タイガースの勝ちパターンであった。久しぶりの開幕戦勝利である。やっぱり金本である。手術後で不安な面があったものの、その不安を一挙に吹き飛ばしてくれる活躍であった。金本の調子が今年も阪神の調子を左右するであろう。最後は、JFKで締めくくった。